2012年10月26日 Tweet It!

ブラジル先住民と盗まれた土地

ブラジルの部族が盗まれた土地をめぐって集団自殺をほのめかす

ブラジルで新しいダム建設計画があるが、先週2度目に計画が中断された。これは、約150人のデモ隊がPimentalにある主要建設現場を占拠したからだ。デモ隊はほとんどが近くの先住民の複数の部族の部族員で構成されていた。

現在、全くそれとは関係ない状況であるが、他の先住民の部族が盗まれた土地をめぐって集団自殺を行うと脅している。

Daily Mailによると、Henrique Bonachela判事は牧場主からのこの部族をその土地から排除して欲しいとの請願を棚上げにしている
判事は、その部族がブラジルのJoguico川の土手にある土地に留まるかぎり、一日に付き150ポンドの罰金を払うことを命じている

注意すべき重要事項は、現在のこの土地の「持ち主」たちは、この資産を正等に手に入れたわけではない。もし、彼らが正等に手に入れていたとしても、最初には先住民たちから盗まれた土地を得たのである。

部族は次のような手紙をブラジル政府に送っている。

この歴史的事実によって、我々は死ぬことを選び、われわれが今ここにいる土地に先祖たちと一緒に埋めて欲しい。「われわれが一回だけ政府にお願いするのは、われわれの部族としての絶滅を宣言していただき、トラクターを派遣してもらい、大きな穴を掘って、そこにわれわれの死体を投げ入れて欲しいということだ。われわれ全員の決心は、この土地を、生きていても死んだとしてもこの土地から立ち去らないということだ。」

元記事

indigenous tribesを原住民と訳していましたが、差別的な感じが強いので、先住民にしました。

ブラジルは、昔から住んでいた人たちにとって、決して自由の国ではないと思うし、その元から住んでいた人々にとっては土地はすべて盗まれたものでしょう。

この人たちの潔さと言ったら・・・・・・


posted by 狭依彦 at 22:08 | Comment(6) | TrackBack(0) | 国際中南米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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