幅2メートル以下の長い回廊の中で、国境トンネルの先端である地下室の上部の小さな開口部を通して薄暗い明かり漏れている。
モハメッドという名前のパレスチナ人の子供がガザでトンネルに入り、闇の中を数千メートル歩いて、エジプトの出口に向かう。
ガザの子供数十人が、この「死の横断路」−エジプトのラファとパレスチナのラファの国境の間を隔てているトンネル−を何度も通っている。
子供たちは、貧困ゆえ、そうしているのだ。
子供たちは、トンネルが崩壊する危険にもかかわらず、そうしているのだ。
最近、エジプトの情報部はトンネルに下水を流し込んでいる。
このトンネルはガザの人たちが日用必需品を手に入れる道であり、そうしないと、イスラエルの7年間にわたる封鎖によって手に入れることができないわけだ。
地元の推定によると、トンネル商売には一万人位の人たちが関わっているという。
元記事
少年・少女労働についての記事です。
エジプトも国境を開いたり、このようにトンネルに下水を流し込んだり、どうなっているか分かりませんね。