人々から奪い、奴隷状態にする
極東やその他のスエット・ショップ(タコ部屋)文化の中心地全体に広がる同様の拘束状態の中、既に少なくとも数千万人が奴隷化されているが、今や、組織的な経済的搾取が引き起こされ、大衆をひざまづかせ、それが「自由でリベラルな」西欧に移ってきてる。
ゼロ時間契約とは、人が永久的な無給の「待ち状態」であって、仕事が与えられる保証は無いのだが、他の場所では働くことを許されないような仕事につくことを求められる。
休日はないし、疾病手当もない。継続した収入の保証ができないために、家を買ったり、借りたりすることができない。そして、口をつぐんでいる者たちに優先的に仕事を与えるため、この扱いに文句を言う者たちは、罰として、仕事が与えられない。
これはまさに奴隷状態である。
しかし、各国政府はこれが大好きだ。なぜなら、(A)ご主人様の要求どおり大衆を潰しているから、(B)仕事をしていなくても、公式的には働いているとカウントされるゼロ時間奴隷によって真の失業レベルが隠されるからである。
Resolution Foundation(リゾルーション財団)は低取得者のために活動しているが、ゼロ時間契約の人たちはフルタイムの労働者に比べて賃金が低いことが明らかにしている。平均、フルタイム482ポンドに対して236ポンド。
映画Hunger Gamesは、‘Capitol’でハイテクの贅沢な生活をする少数のメガ・リッチの側に立つように計画されているが、超貧乏の大衆は、塀で隔てられた‘sectors’もしくは、悪い警察国家に守られ現状維持されている、それぞれの仕事に特化されている地域で、ご主人様に仕えている。
もし、これがわれわれが大速力で向かっている場所だとまだ気づいていないなら、その者たちは注意を払っていないのだ。
日常的な奴隷化とゼロ時間契約の絶え間ない拡大は、この暗くていけ好かない道を歩く大きな意味のあるステップである。
ゼロ時間契約とはイギリスの労働契約の一つなのでしょう。
日本も、安部さんたちの力強い一押し、ニ押しで、その「場所」に向かっているのではないでしょうか・・・・・・