2013年09月01日 Tweet It!

英毒ガス原料をシリアに輸出認めていた

英国が、シリア紛争開始後に、毒ガスの原料に使える化学物質輸出を企業に認めていた

怒った政治家たちがキャメロン首相に昨年の1月−シリアの紛争が始まって10ヵ月後に化学物質の輸出ライセンスを企業に出したかの説明を要求している。

神経ガス製造に使うことのできる化学物質をシリアに販売することを、イギリスは企業に許可した。
potassium fluoride(フッ化カリウム)とsodium fluoride(フッ化ナトリウム)の輸出のライセンスが認められたのだ。

そのライセンスはEUがアサド政権に制裁をかけたために6ヶ月後に取り消された。

スコットランドの武器貿易に反対する会のMark Bitelは「英政府は、武器輸出に倫理的なポリシーがあるといっているが、実際に実行するとなると、現実は全く違っている。政府がシリアなど政権に企業が輸出するライセンスを認めたら、政府の化学兵器について言っていることは偽善的なものではないか。キャメロン首相は、アラブの春が始まったとき、商売を進めるために兵器会社と一緒に中東に飛んで行ったんじゃなかったか」

元記事

「シリア政権にわれわれが原料を売ったのだから確かに使っているはずだ。さあ、毒ガスを自国民に使った罪で、シリア政権を攻撃しようではないか」とは、ならなかったようですね。イギリス議会は攻撃に反対しましたから。
記事では、売ったかどうかは書いてありません。ライセンスを認めただけです。本当に売っていたら、この論理で「攻撃」となっているかも知れませんね。

どこかの国では、この論理、通用しそうな気がします・・・・・・


posted by 狭依彦 at 22:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | 国際中東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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