インラック首相の兄であるタクシン元首相が打倒されてから、タイ王国では、政治的な流血が何度も起こっている。
今回の抗議活動はタクシンが刑務所に入ることなく帰国することを認めるような恩赦の法案が引き金となっている。しかし、その法案は失敗に終わった。
タクシンは地方の貧民を支援するという政策により、タイ北部では強力な選挙での支持を受けている。しかし、南部の中流階級や王党派のメンバーの多くから非難されている。
2010年の「赤シャツ」タクシン支援者の大規模集会では、街頭で暴力の応酬へと発展し、それは装甲車によって守られた兵士が実弾を発射するという流血の弾圧で幕を下ろした。
90名以上が死亡し、約1900人が負傷した。
当時の副首相であったステープ・トゥアクスパンは、これらの死亡に関して殺人の責任を問われている。また、当時の首相のAbhisit Vejjajivaも同様である。
軍隊は、伝統的には反タクシン体制の断固たる支持者であるが、現在の抗議活動に対処する大きな役割を果たすことには気が進まないという様子を見せている。
しかし、軍のトップは、またクーデターを起こすことを除外することも拒否している。
WIKI ステープ・トゥアクスパン インラック・シナワトラ
元記事
日本のタイの抗議活動に関する報道を見ても、このような情報は得られませんよね、たぶん・・・・・・
タイに関する日本の報道姿勢では、日本はインラック首相側に立っていると感じられますが、それは首相が美人だから?いやいや、他にも理由があるのでしょうと思ってしまいます。タクシン派と日本の何らかの勢力が関係あるとか・・・・・・
抗議活動を率いているステープ・トゥアクスパン氏のこともちょっと調べると、民主主義のリーダーとも思えず、二つの派閥の争いを感じますね。
そこへ、軍がからんで来るのだから、複雑ですね。