St Pancras国際駅で列車を降りる旅行者は、来年の夏から、現代の英国を要約しているようなアートワークに出迎えられることになる。
しかし、その作品は、われわれイギリス国民が旅行者に見て欲しいというものではないだろう。
セックスしているカップル。酒のビンを手に持ったごろつき。中指で自分自身を表現しているハイイロカラスなどだ。
元記事(作品の画像あり)
最後のハイイロカラスはhoodieという単語でこの訳しかありませんでした。元記事の最初の画像だと思われます。
私は現代アートは好みませんが、この作品に何の意味があるのでしょうか?人間をこうさせたいという象徴としか見えません!まあ、この象徴のように人間はなってきているのでしょうが……
【象徴主義・儀式の最新記事】
http://en.wikipedia.org/wiki/Hoodie
スウェット生地の灰色か紺色のパーカーが主流ですが、
10年くらい前、彼らの中で、フードのついたダウン・ジャケットがフワフワしてる中に何でも隠せるので流行ったのですが、風圧を受けすぎて速く走って逃げれないという事から、ボツになりました。
黒人のフーディーは主にカッパライとか、ドラッグとかで、白人のフーディーは前に書いたような、人種差別的な暴力行為とかドラッグとかで、刃物や銃を持ってたりします。
そのファッションがかなりカルチャー的なものになってしまったので、フーディーの格好をしてるからほんとのフーディーとは言えませんが、ほんとのフーディーは雰囲気でだいたいわかります。
2003年ころから、そのカルチャーが爆発的にファッション化したと思いますが、私がロンドンのキングス・クロスとラッセル・スクェアの間あたりに住み始めた1998年頃には、とにかく地下鉄のキングス・クロス・セント・パンクラス駅周辺、特にカムデン側の方は、フーディーとか、フーディーじゃなくても本当の大人の犯罪人がいっぱいいるから危険地域だと言われていました。
それと、キングス・クロスあたりには、ドラッグあたりまえのクラブがいっぱいありました。 駅にはホームレスもいっぱい住んでました。
フーディーファッションでも暴力や犯罪主体ではないものに、Chavカルチャーというのがあり、http://en.wikipedia.org/wiki/Chav
それをコメディー化して大ヒットしたテレビ・スターにDevvoというのがいて、笑わせてくれるのと同時に、ふだん一般では目をそむけられるその深刻な問題を茶の間にぶつけて哀れみの涙をそそったりもしています・・・。
いつも面白い記事たくさん、わかりやすく説明してくれてありがとうございます! 特に、コーパス時計とフリードマンの記事、感動しました。
こうすると、maccoさんのコメントが読めると思うので・・・。
この人や、「ごろつき」って訳した人たちは、問題−反応−解決の問題を起こす人たちなんだ……
計画的に作られたカルチャーで、「おまわりさん」が、そのカルチャーからまもってくれる、というしかけで、その口実でおまわりさんをガンガン増やし始めた、まさにその時でした。
それにしても、ハイイロカラスっていうのは、知らなかったんですけど、灰色のフードかぶった連中がよってたかって被害者をボコボコにするわけですから、すごく言い当てていると思います。
( 私の夫は、まさにいつも灰色のフードかぶった9〜14歳の白人フーディーたちに襲われ、ナイフ持ってたやつをバイクのメットでボコボコにしたので、子供を襲ったとしてヴィクトリア警察署に拘束されたこともありました。)
毎日のように、自分の子を護ろうとしてフーディーに殺された父親の記事が、新聞に載っていました。 そうやってばっちり宣伝もしてた、っておとですよね・・・。
ちなみに、私の夫は南アフリカ育ちの超キリスト教嫌いなので、おまわりさんからもさんざんいじめられます。そして、白人でも、南アフリカのアクセントで喋るので、白人のフーディにボコボコにされるのです。
でもおまわりさんは、日本人の私には、たいそう丁寧で、色んな事でよく助けてくれました。
イギリスではCommunity Officers (警察をサポートする人だと思われますが)が、容疑者を拘束したなんて記事も最近ありました。
日本でも、どこか分からないところで、そんなことになっている、なんて気になっています……