1934年の手紙で、家族計画の創立者マーガレット・サンガーは、財政支援者Clarence Gamble (Proctor & Gambleの後継者) に対して次のように書いている。
「3,4名の黒人の聖職者(colored ministers:直訳は有色人種だが時代を考慮した)を雇うべきだ。社会福祉の経験があり、人を惹きつける人柄が望ましい。ネグロに対する教育的なアプローチで、最も成功するのが宗教を通すことだ。
われわれがネグロを絶滅したいという言葉が公にされることは望んでいないが、もしわれわれがネグロを絶滅したいと望んでいるという考えがネグロのより反抗的な人々の間に生まれたとしたら、その聖職者こそがそれを取り除くことができる人である。」
2007年:
2007年6月17日にロックフェラーが支援している家族計画の'Action fund(資金集めのパーティ?)'の宴会で、候補者のバラーク・オバマ氏は自分の大統領としての最初の仕事はFOCA ("Freedom of Choice Act") にサインすることになるだろうと公約した。
"Freedom of Choice"法は、堕胎産業の規制緩和に相当し、要請に応じて無料で連邦政府が金を出す堕胎を提供するというもの。オバマ氏は、サンガー女史が想定した「社会福祉の経験があり、人を惹きつける人柄の黒人聖職者」というわけだ。
元記事
サンガー女史は家族計画の主唱者として、日本にも来ています。
同時代に書かれた『霊界物語』に「イモの子供を鋤で刺して殺す」という比喩(山河不尽)で出てきますので、私は、本当はマルサス思想の体現者ではないかと追いかけています。
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