2010年01月13日 Tweet It!

英国入管の子供拘束

英国の入管子供の拘束:子供のいるべき場所がない

早朝、雷のようなノックが聞こえた。6時半。返事も待たず、ドアのセキュリティ・チェーンが接続金具のところからブチ切られた。足音が、雷のように階段を駆け上る。
体格のがっしりした見知らぬ人たちが10名以上も寝室に突入してきて、5人の子供たちは、眠りから覚めさせられる。男たちは電気をつけて、起きろと叫んでいる。

これは警察国家の話ではない。
マンチェスター、二十一世紀の文明化されたと思われている英国でのことだ。
Nardin10歳、Karin7歳、BishoyとAnastasiaは双子で3歳、そして、赤ちゃんのAngelaは1歳。この出来事が何なのかは子供の名前に隠されている。
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この子供たちの親は、エジプトのCopticキリスト教徒で、エジプトでのイスラム原理主義者の迫害から逃れて英国にやってきた。
1週間前にも同じエジプト人のCopticキリスト教徒が彼らの故郷の近くの町で6人も殺されたというのにイギリス政府は彼らの滞在を認めようとしない。

2008年6月から2009年9月の間に、1,300人以上の子供がイギリスで国外退去のために拘束されている。
また、過去5年間で28日以上拘束された子供は889名にものぼる。
これらのケースでは、入国管理の大臣や判事が子供たちを続けて拘束する認定を4週間ごとに更新するサインをしている。
イギリスはヨーロッパの中でも子供を拘束するについては最悪の記録である。

元記事

最初の部分は英国新聞インディペンデンスの記事の書き出しです。
イギリスでは入国管理で不法滞在者に対して拘束を行っています。
子供と親を別々に拘束して、子供たちは囚人のような扱いをされているように感じて、トラウマが残るといいます。

日本の入管ではどうですかね?人権とか守られているのでしょうか?
posted by 狭依彦 at 22:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際英国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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