2010年03月02日 Tweet It!

クラシック音楽の効能

モーツアルトを武器に:英国はどのようにしてクラシック音楽を社会コントロールの手段としているか

イギリスでは若者だけに聞こえる高周波音で、若者がたむろするのを追い払ったりしてきた。

西イングランドの警察は、最近、ヘリコプターから超明るいハロゲンランプを当てて、公園などにたむろする行いの悪い若者達を一時的に目を見えなくさせて、家に帰そうという試みもなされている。

その中でも、モーツアルトやベートーベンを使って、若者を追い払おうという試みもなされていて、一定の効果があるとされている。

イングランドの中心部のDerbyのWest Park Schoolで、行いの悪い子供たちを「特別に拘束」して、強制的に2時間クラシック音楽を聞かせ、鎮静剤として、また将来の悪い行動への抑止とした。
ニュースの一つでは、モーツアルトの権威主義を耐え忍んだ子供達の何人かは、もうクラシック音楽には耐えられないと言っているという。

英国中で、地方協議会などの公共機関では、現在、バス停、駐車場、デパートの外などいろいろなところで、録音されたクラシック音楽をスピーカーで流している。人々が甘い音を鑑賞するのではなく、その音楽で悪い若者達を追い出す目的である。

2000年代のはじめに、地下鉄の駅でクラシック音楽を流したところ、若者が逃げ出し、駅での悪口、喫煙、乗客への迷惑行為が減少したという。若者はクラシック音楽を毛嫌いしているようだという。
最も「効いた」音楽としては、ベートーベンの田園交響曲、ラフマニノフの交響曲2番、ショスタコヴィッチのピアノ協奏曲2番であったという。

ヨークシャーでは問題のあるバス停で午後7:30分から11:30分までクラシックを流し始めたという。

北アイルランドのハリウッドでは、若者が道にツバをはいたり落書きをしていたが、クラシック音楽を流したら、落書きの量が減ったという。

クラシック音楽を武器として使うことは、イギリスのエリートの権威主義と文化の後進性を表している。
若者をコントロールしたくて仕方がないが、遠くから、若者と触れ合わずにそうしたい。だから、若者の行動全部をビデオにとったり、高周波音を流したり、光を当てたり、モーツアルトで爆撃する。
彼らは、若者の知的能力や能力、人間の高度な形としての芸術に親しみたいという意欲には何の信頼も置かず、モーツアルトやベートーベンなどが若者の耳に不快な影響を与えるだろうと想像する。
若者に向けられる危険なメッセージは明らかだ。
(1)君達はくずだ
(2)クラシック音楽は人間界の驚嘆すべきものではなく、軽い反社会的行動に対する「虫除け」である。

元記事

今、ラフマニノフの交響曲2番を聞きながらこの記事を書いています。この曲は「効く」かも知れませんね。
ショスタコのピアノ協奏曲2番は大好きです。
これらが武器となるとは……

若者は8ビートしか受け付けないように、脳とか体が変わってきているのでしょうか?


posted by 狭依彦 at 22:44 | Comment(9) | TrackBack(0) | 社会・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>>最も「効いた」音楽としては、ベートーベンの田園交響曲・・

子供時代は歌も楽器もヘタで音楽自体が嫌いだったけど、その時ですらこういう代表的なクラッシック音楽は単純に素晴らしいと感じたもんだけどね。
もういっその事、子どもが生まれる病院から勉強する学校まで24時間ノンストップで掛ければいいんじゃないかな(笑)
Posted by ぽんた at 2010年03月03日 08:58
どちらかといえば、クラシック大好き人間ですw
バレリーナですし・・・(^▽^;)!
これなしには踊れません♪
Posted by くららん at 2010年03月03日 11:25
文章読んでいると、子供達、本当に嫌いなような感じですね……
Posted by 狭依彦 at 2010年03月03日 23:30
なんか、時計仕掛けのオレンジ、から思いついたのか、あれはその計画を知っていたから作られたのか、なー、と思いました。

メタルもクラシック音楽音、すごい重要です・・・。
真央ちゃんのラフマニノフも凄い感動しました・・・。
Posted by macco sneezingsparrow at 2010年03月05日 20:56
それと、その若者達って、Chavの事だと思うのですけど、なんか、マーズ・アタックの宇宙人達がHoodieかぶってるのが逃げ惑ってるのを想像してしまいました・・・。
Posted by macco sneezingsparrow at 2010年03月05日 21:01
省略しましたが、「時計仕掛けのオレンジ」のこと元記事に書かれていますね。
Posted by 狭依彦 at 2010年03月05日 21:41
なんか、分けて書いちゃってすみません。
今、元記事読んでみたんですが、(さっきはまだ読んでませんでした)、
 あの、「蚊」という高周波音が、良い子や幼児をも恐怖におとしいれ、眠っている赤ちゃんを起こす、というのは、すごい問題ですよね。

人間は年をとるにつれてハイピッチ、高音が聞こえなくなるそうなので、たぶん大人には聞こえないのでしょうけど、
赤ちゃんや幼児が動物的に会話できたり色々な事を察知できるのは、高周波音も察知できるから、というのもあるような気がするので、・・・不快な高周波音で虐待する事で、将来的にもっとタチの悪い人間が増えるんじゃないかと思います。

個人的に、モーツァルトはあまり好きではありませんが、クラシック音楽という素晴らしいものを貶める卑劣な行為だと思います。

元記事にあった、「モーツァルトがかかってるところでウロウロしててもカッコワルイから・・・。」というの、Chavがそれ言うのは想像にかたくないし、そうゆうくらいのもんなら、何も問題ないと思うのですけど。
 普通の人にとってはモーツアルトはなんとも思わない普通の事だし、、「モーツァルトがかかってるところでウロウロしてたらカッコワルイ」と思う方が、それだけの理由なわけだし。
 でも、時計仕掛けのオレンジ的に、その人のその後の生活に支障を与えるのは、かえって、子供達が更生できるかもしれない機会を超せばめますね。
 素晴らしい感動で何かに気づかせてくれる映画とかテレビ番組とか、BGMにクラシックの名曲使ったりする事多いですから。
Posted by macco sneezingsparrow at 2010年03月05日 22:20
僕もこの記事、「時計仕掛けのオレンジ」をなんとなく思い出しました。

>人間は年をとるにつれてハイピッチ、高音が聞こえなくなるそうなので、たぶん大人には聞こえないのでしょうけど、
赤ちゃんや幼児が動物的に会話できたり色々な事を察知できるのは、高周波音も察知できるから、というのもあるような気がするので・・・

あの、公園で夜遊びしてる若者をおうちに帰らせようとする音(?)って、それでしょうかね・・・?
「ことが起きてからでは遅い」というのは確かにあるし、ほんとうに若い子達のためにしてることならまだいいかもしれませんが、でも ただでさえ監視カメラとか増えてるうえで、不快な音まで流して・・・。
うちらだって、若い頃は夜遊びくらいしてたと思うんですが・・・(^_^;)
Posted by それでも 地球と人類を愛した者へ at 2010年03月06日 07:25
東京都でしたか、日本で取り入れたやつはイギリスの「発明」だったと思います。
クラシックを使うのも「輸入」されるのかな?
Posted by 狭依彦 at 2010年03月06日 09:02
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