2010年03月09日 Tweet It!

2003平和活動家殺害

BBCのドキュメンタリーがイスラエル軍がレイチェル・コリーを殺したことを証明

BBCは占領下のガザで2003年にイスラエル軍が国際平和活動家を3人殺害したことについての驚くべきフィルムを公開した。
フィルムの中で出されているドキュメンタリの証拠は、米国人のレイチェル・コリーとイギリス人の活動家2名が殺されたことを強く示唆している。

イスラエル軍のブルトーザがアメリカの平和活動家レイチェル・コリー23歳を押しつぶした。彼女はパレスチナ人医師の家を破壊しようとしているのを防ごうとしていた。

イスラエル軍がアメリカ製のブルドーザを使ってパレスチナ人の家を破壊していた時に、コーリーは自分の体で医師の家を守ろうとした。
ISMの目撃者によると「ブルドーザの運転者はコーリーがそこにいたのを絶対に分かっていた。ブルドーザは彼女の体に乗りかかり何秒か止まって待ってから後退した。その際、シャベルを下げていたので、もし彼女がブルドーザの下にいたとしたら、二度も押しつぶされることになっただろう。後になってやっと彼女の体がはっきりと見えてから、ブルトーザはシャベルを上げた」という。
コリーは、「背骨が折れてしまった」と一緒にいた活動家に言ったという。
イスラエルの病理学者がレイチェルはブルトーザに轢かれたように見えるとコメントしたという。
イスラエル防衛軍の報告書では「コーリーはエンジニアリング車両に轢かれたのではない」とされている。

レイチェル・コリー(WIKI日本語 トリビュートサイト

また、イギリスのジャーナリストが射殺されたが、その場には3人のジャーナリストがいて、一人は白旗をかかげ、一人はイギリスのパスポートを見せていた。そのうち1名が射殺された。彼は首を前部から撃たれていたが、イスラエル防衛軍は流れ弾が当ったとしている。

James Miller (つながらない)

イギリス人の活動家で写真家Tom Hurndallは、イスラエルの放火のもと震えている幼児を腕の中に抱きかかえているところを、イスラエル軍に頭部を狙撃された。
トムは脳死の状態となり、2004年に死亡した。

Tom Hurndall

元記事

ぜひ、元記事の写真、そしてレイチェル・コリーのトリビュートサイトとHurndallのサイトもぜひ見てください。
二人の写真が素晴しいです。
こんな人たちを殺してしまう殺人国家という怒りも当然ありますが、それよりも、こんな人たちがいてくれる、まだまだ、地球もつぶれないかも知れないと感じました……
posted by 狭依彦 at 23:14 | Comment(4) | TrackBack(0) | パレスチナ以色列 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
例え その活動をマスコミにとりあげられることはないとしても、その方達のようにフリーの立場で活躍している無名の方達は、世界には他にもいてくてるかもしれませんね・・・。


イスラエル兵の人達も以前は兵役拒否する人達のことも聞いたことがありましたが、ここ最近の兵役拒否者の情報は個人的にはなかなか見つけられないです。
ここ数年の範囲だと、ここは見つけましたが・・・
http://eunheui.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_663e.html

他の、イスラエルの政府や軍に これっぽっちも不信感を持たずに「ただ従っている」兵の人達は、いったい「どう考えれば」、「どう思えば」自分の国に政府にそして軍に「誇り」を持てるというのでしょう・・・?

「テロリストやゲリラではない」パレスチナの一般市民の人達を、
「テロリストやゲリラではない」パレスチナの人を助けようとした活動家の人達を、
もし「テロリストやゲリラの可能性がある」と疑って傷つけたり死なせたりしているならば、
なぜそんなことを「させようとする」自分達の政府や軍を、まず疑わないのでしょう・・・?

それとも、イスラエル人以外の人種の人達は、同じ「人間」には見えないとでもいうのでしょうか・・・?
Posted by それでも 地球と人類を愛した者へ at 2010年03月10日 17:04
これは永遠の謎ですね。
でも、その人たちの心は荒れ果てているのでは?
Posted by 狭依彦 at 2010年03月10日 23:37
軍隊の訓練って兵を上官の命令で動く
殺人マシンに洗脳するってことでしょう。
批判なんてするわけないとおもわれ。
Posted by at 2010年03月11日 19:31
>殺人マシンに洗脳するってこと

アイクの言っていたように、やはり軍隊って
特に『特殊部隊』は、現実に「マインドコントロール」されてる可能性があるのでしょうかね・・・?
Posted by それでも 地球と人類を愛した者へ at 2010年03月12日 06:49
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