2010年03月11日 Tweet It!

アイスランド金融危機

最初はアイスランド、そして世界へ

予備知識があったほうが良いと思うので、予備知識を読んでから記事を読んでください。

----- WIKI PEDIA より引用 (2010年3月11日現在)-----

金融危機以前

2008年9月から顕在化した世界金融危機により、アイスランド経済は現在危機に陥っているが、それ以前は一時的な繁栄を謳歌していた。 全体の国内総生産(GDP)は少なかったが、国民一人当たりでは世界でもトップレベル(2006年時点で世界5位)であった。さらに国際競争力も高く、世界4位、ヨーロッパ1位となっており、小国ながら特筆すべき経済力を持っていた。

産業としては金融部門の伸びが著しく、金融、不動産がGDPにしめる割合は、26%に達した。これが、後にこの国の経済危機を招いた。一方、従来の主力産業であった漁業のGDPに占める割合は6%まで減少した(2006年時点)

政府の財務体質は良好で、1998年以降は黒字となっていた。

以上の様に、過去には長所のみが華々しく紹介されていたアイスランドではあるが、破綻の危険性と常に背中合わせの状態であった。

金融危機以後

2008年9月、アメリカ合衆国のサブプライムローン問題に端を発した世界金融危機により、アイスランド経済は危機に陥った。2008年9月29日にグリトニル銀行が政府管理下に置かれ、クローナの対ユーロ相場は大幅に下落した。10月6日には政府が非常事態を宣言し、議会はアイスランド国内の全銀行を国有化する法案を可決した。7日にはランズバンキ銀行が国有化され、9日には最大手のカウプシング銀行も国有化された。

こうした危機を乗り切るため、アイスランド中央銀行は8日にロシアから40億ユーロの緊急融資を受けることを発表したものの危機は収まらず、10月14日には国際通貨基金 (IMF) に正式に支援を要請した。 10月27日にカウプシング銀行のサムライ債(円建ての債券)780億円が事実上のデフォルト(債務不履行)となった。 当時のゲイル・ホルデ首相は朝日新聞のインタビューに対し「民間銀行だったときのことで本来は政府の問題ではない。公的管理下にあり、そこで最善の処置がされるだろう」と回答を示している。

しかし、その政府管理下での公的資金投入を巡り、外国(とくに英国・オランダ)の大口預金者までも自分たちの税金で救済することに国民が反発。2010年1月に大統領が拒否権を発動、ついにこの問題を国民投票にかけるという異例の決定を下し、しかも圧倒的票差で否決されてしまった。これに対し、自国大口預金者への負担の「肩代わり」をすでに済ませた英国・オランダ政府が支払いを求めて反発。IMFによる支援やEU加盟にまで悪影響を及ぼしている。

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アイスランドの国民投票(朝日新聞
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傲慢で強欲な銀行家たちが巨額の負債を作ってから倒産したとき、誰がそれを清算するのだろうか?
アイスランド国民は土曜日に強いメッセージを発信した。
巨大銀行家と政府の規制当局者の罪は国民に被せてはならない。
2%のマージンを見込んで93パーセントで、アイルランドの最古で最大の銀行の一つである銀行が作った負債をカバーすることを要求した提案に反対投票があったのだ。
この負債をカバーすれば、アイスランドの国民31万7千人に一人当たり1万7千ドルの負担となる。

国民が投票している一方、アイスランドの主張はこの投票の重要性を無視して、アイスランドのこれ以上なく悪い銀行家たちが作った負債に対して国民の助成金を義務化させる支払い計画を交渉することを約束した。

イギリスとオランダ政府は、騙された国民がアイスランド人から賠償金を受け取ることを要求しているが、国民がつけこまれている時に、イギリスとオランダの中央銀行や政治家は何をしていたのだろうか?これらの国の為政者は、破綻したアイスランドの銀行が金持ちの投資家の所有であり、国民のものではなかったことを知らないのだろうか?

経緯

(1)アイスランドの小さな銀行家たちがイギリスとオランダの規制当局を騙した

アイスランドで2番目の銀行が新規顧客を求めていた。
2006年にこの銀行はアイスセーブサービスを始めた。
イギリス市場では、アースセーブは高い固定金利と簡単なオンライン・バンキングが売りだった。
オランダでの売り込み文句は、バンキングの透明性で、預金に対する5パーセントの利子が伴っていた。

イギリスの規制当局者は銀行が2008年の10月に破綻するまで、アイスセーブに対して大きな問題は何も指摘していなかった。
オランダ中央銀行は、銀行に問題が発生しているという警告サインが潜在していたにもかかわらず、アイスセーブに認可のスタンプを与えた。

アイスセーブが破産したときには、イギリスの預金者30万人、オランダでは10万人以上の預金者が自分のお金が消えてしまうのを見ることになった。
責任追及が始まった。
オランダの中央銀行はアイスランドの規制当局が自分達を騙していたと主張した。
イギリスの規制当局者はアイスランドの銀行システムの無秩序状態にショックを受けていた。

オランダとイギリスの規制当局者は自国民のための規制を小規模のアイスランド中央銀行にアウトソースしていたとは言い出すことができなかった。
これらの財政的に経験豊富な国々は、アイスセーブが損害を与えるまでは、自国民のことで手を煩わすことができていなかった。
また、他のアイスランドの銀行がスゥエーデンとノルウエイで破綻したときに、この二国では国民のために預金に保険をかけていたと言う事を、なぜかオランダとイギリスの政治指導者は触れることを忘れたようだ。

(2)アイスランド人は勘定書きに行き詰った

アイスセーブの失敗したビジネス・タクティクス、そしてアイスランド政府の怠慢な規制、また、イギリス・オランダ当局の無関心が問題を引き起こしたのだ。
しかし、アイルランド国民が責めを負っている。

容疑者としていつも名前が挙げられる組織IMFがイギリス・オランダ両国民の失われた預金をカバーするために現金で数十億ドル提供することを申し出た。
アイスランド人が3月6日の国民投票で拒否する見込みが明らかとなり、IMFは降りた。

結局のところ、国際銀行家とG-20のリーダーの財政的な企みが何のものか。
アイスランド国民はつけを支払う義務はないだろう。
昏睡状態の国際財政システムにいくらかの秩序があると見せかけが長引くだけだろう。
だれが得をするのか?
財政エリートが、実際に何か価値があるように、どんどんお金を集め続けるだけだ。

元記事

銀行家も政府もみんな「グル」のような気がしますね。
アイスランドで起こっていることはよく分からなかったのですが、この記事で少し分かったような気がします。
小さな国に起こっている事件で、ベイル・アウト(緊急援助)の意味が良く分かると思います。
アメリカではもっと大規模で、何が起こっているか分からなくなっている。
銀行家が勝手なことをやって、儲けて、トンズラ。あと枯れ芝が残ったところを、国民が掃除させられる。
一人百数十万円。仕事もないのにどうやって払えというんだ!

皆さんの生き胆をいただきます。(バンカー)


posted by 狭依彦 at 22:54 | Comment(1) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
サイト運営をしている者なのですが、相互リンクしていただきたくて、コメントいたしました。
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ご迷惑だったらすみません。突然、失礼しました。
ZNxkww39
Posted by yujin at 2010年03月12日 07:33
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