世界的な財政危機が銀行家たちの大きな失敗によってだけで起こったのではないということが、今や、明らかと鳴った。新しい金融の複雑さが、広範囲にわたる組織的な詐欺の機会を提供しているのだ。
金曜日に発表があったが、世界的な投資銀行ゴールドマンサックスがアメリカの規制当局から詐欺の容疑に民事告発される見込みだ。まさに、これは、世界中で行われている金融機関に対する告発や逮捕の一連の捜査の一環で、その最新のものである。
ゴールドマンサックスに対する容疑は次のようなものだ。
ゴールドマンサックスの副社長Fabrice Tourreがヘッジファンドのクライアントであるポールソンの指示を受けて、価値の無いサブプライム住宅ローンを詰め込んでくずの金融商品を作り出し、それを価値が無いと知りつつ投資家に売り、ポールソンがそのくずの金融商品で利益を得るようにさせた。
2010年3月 アングロ・アイリッシュ銀行のSean Fitzpatrickがダブリンで逮捕。銀行からの数百万ポンドのローンの詳細を公表しなかったため。
2010年4月 Northern Rockの元重役、David BakerとRichard Barclayが£504,000と£140,000の罰金を受ける。国有化に先立って、故意にアナリストを惑わせたため。
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ゴールドマンサックスのボーナス
ゴールドマンサックスは3ヶ月分のボーナスとして、同社の32,500人の従業員に一人平均11万ポンド(約1570万円)支払ことが判明した。現在、詐欺で告発を受けているところで、論議が巻き起こるのは必至である。
ゴールドマンサックスは昨年は100万ポンドのボーナスを支払っている。一人当たり4400万円。
スコットランド・ロイヤル銀行は税金からの公的融資が資産の84パーセントを占めているが、この詐欺で大きな損を出したので、ゴールドマンサックスに対して法に訴えることを検討している。
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ちょっと訳や金額の換算が不安です。鬼塚先生の本などで金融の話も勉強しているのですが、なかなか頭に入っていないからです。金融とか基本的に嫌いなので……
最初の記事は、英ガーディアンのもので、ガーディアンは左系だと思われますが、左系もNWOに向いているような気もするので、この動きは、「彼らの失敗」とだけ言えるかは不明です。
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