2010年05月09日 Tweet It!

南アの白人農民

南アフリカ白人農民への襲撃

南アフリカでは白人の農民が殺される事件が相次いでいる。最近では1週間に2件ほど起こっている。
ジンバブエでは2000年前後の十年で4000人の白人の農民がムガベ大統領によって国を追われたが、南アメリカでも同様なことが起こっている。
この主な問題は、黒人に農地を持たせる政府の政策が進展していないことによる。
この暴力事件は、ANCの若いリーダーが「ボーア(農民)を撃て」という歌詞が入った反アパルトヘイドの歌などで扇動している。
この歌は最高裁の裁定で禁止となったが、それに対して不服を申し立てている。

(1)南アフリカには4万人の(白人)農民がいる。
(2)アパルトヘイドが終わってから3千人の農民が殺された。
(3)1995年以降440万人の白人のうち80万人が国を出て移住した。(WIKIによると全人口の9%程度が白人)
(4)南アフリカを逃れる農民のためコンゴの政府は20万ヘクタールの耕作放棄地を貸している。
(5)アパルトヘイド時代の終わりには87%の農地が白人所有だった。
(6)南ア政府の目標では、2014年には30%の農地を黒人所有とする。
(7)現在時点では2%だけが持ち主が写されている。将来のさらなる購入のための資金は枯渇している。その件について汚職の捜査が現在継続中である。
(8)南アフリカの全民族の20パーセントが移住を望んでいる。その中の95パーセントがそうした重要な理由として暴力犯罪をあげている。

元記事

元記事はこの襲撃についてレポートしたものですが割愛しました。
南アでは、アパルトヘイト終了後、表の顔が白人エリートから黒人エリートへ移っただけで、黒幕は変わらない。
その中で、扇動者が一般住民を扇動。その笛に操られるように事件が続発しているのでしょう。


posted by 狭依彦 at 11:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際アフリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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