中世、黒死病がはやったが、黒死病はネズミに付く蚤で感染する病気である。
この病気が流行ったのは、ネコがほとんど居なくなったからだ。
ネコはローマによってエジプトからヨーロッパに持ち込まれた。
中世では、人々は迷信的であり、カトリック教会が悪魔の存在を言っていた。
人々は、その影響から、ネコを悪魔の仲間だと思い、恐れるようになった。そこで、無実のネコは何千匹も殺されていった。
ネコがいなくなるとネズミが増え、ネズミにつくノミに媒介される黒死病が流行り出した。
人々は病気の原因がノミだと見当がつくと、ネコや犬にノミがいることから、原因をこれらの動物だとした。
その結果、ネコはヨーロッパの大部分で法的に禁止された。莫大な数のネコや犬が殺された。
実際のところ、中世のある時期には、イギリスでは1匹のネコも残っていなかったほどだ。
ネコを飼うのが禁止されていたが、一握りの人はネコを飼っていた。それらの人には黒死病に免疫があるようだった。
それが分かると、やっと、ネコのノミではなくネズミのノミが黒死病の原因だと分かり、今度は、ネコを飼うことが奨励されるようになった。
元記事
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猫を伝統食品や代替旅法とかに置き換えても通用しますね。
そーゆーのってヤーですネ〜。
人知は自然を超えられない。
奇跡のリンゴの木村さんの話で、害虫も益虫も人間の都合でそう決めているだけで、害虫は草食性のものであり穏やかな顔をしていて、害虫を食べる益虫は動物食で獰猛な顔をしているというのがありました。
すべてが、自然のサイクルの一つであることを考えなければならないでしょうね。