2005年01月13日 Tweet It!

お金の本質

全訳すればもっとわかりやすくなるのだろうけど。どなたか、お金の本質についてのこのような意見をとりあげた日本語のサイトを見つけたら教えてください。

コメント投稿、または、メールはurooni@infoseek.jpまで。

 お金と銀行家の本質についての物語。
 5人のカナダ人が無人島に漂着した。彼らはそれぞれ、農業、大工などの職を持ち、物々交換をすることで、分業して生活をしていた。物々交換には、例えば農産物と何かを交換するとして、農産物などは現物というわけではなく、将来の収穫を元として交換をすることもある。このため、クレジットのようなものが必要だった。
 ある日、この島に銀行家が流れ着いた。銀行家は、島民の物々交換のためのクレジットとして、お札を発行することにした。銀行家は、金本位制ということで、自分の金の一部を見せて、お札に価値を与えた。しかし、本当は銀行家は金は少ししか持っていなくて、あとはごまかしていた。
 お札に金の裏付けがあるため、島民は銀行からローンでお金を借りるしかなかった。銀行家は全部で1000ドルのお札を発行して、5人の島民にそれぞれ200ドルづつ貸した。利子は8%、200ドルにつき16ドルとなる。
 しかし、考えてみると、島民がすべてのお札を手に入れても1000ドル、支払わなければならないのは、元金1000ドル+利子80ドルで1080ドル。この80ドルはお札がないので支払いできない。つまり、島民には永遠に利子が残ることになる。
 また、金の裏付けとは何だろうか?
 物々交換の場合は、生産物の裏付けがあった。金はその生産物と同じ価値を持つことになるが、この島で、金はいったいどういう価値があるのだろうか。特に、銀行家は、一部の金を見せ金にしただけなので、何もないところから1000ドル作り出したことになる。これは生産物とは違うだろう。
 このようにして、島民はお金によって奴隷化され、利子を支払うために、朝から晩まで働かなければならなくなった。また、お金を溜め込む者が出てきたので、お金の流通量が減って、物価の騰貴を招いた。
 あるとき、島民の一人が「価値は労働で生産したものにある。その生産の成果を等価交換するのが取引である」と書いた「社会クレジット」の本を見つけた。これが、福音となり、島民たちは、銀行家の支配から抜け出した。

http://www.hiddenmysteries.org/money/exposed/mythexploded.html
posted by 狭依彦 at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(1) | 社会・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

貨幣の価値について
Excerpt: デーヴィッド・アイクの情報のサイトで、貨幣の価値と1930代の大恐慌を取り上げていますが、この問題は昔からとりあげられていたのですね。王仁三郎の直接の著作ではなさそうですが、DBを検索したらいくつか見..
Weblog: 王仁三郎?日記
Tracked: 2005-01-13 08:46
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。