ミシシッピ州は最近漁場を再開したが、問題が発生している。
それは、BPの原油流出の被害で、海水や水性生物が毒性を持っているのではとの懸念から、職業エビ漁師が網漁を拒否していることだ。
8月6日にアメリカの政府関係機関は合同でミシシッピ地域の水域でのすべての漁業活動の再開を命じた。
漁師たちは、汚染された魚を売ることによって消費者を傷つけることを恐れて調査を行っている。
漁師たちはシンプルな方法で原油の残留を調べている。また、BPの清掃活動に参加した漁師は原油と分散剤を見分ける訓練を受けている。
漁師たちは吸収性のあるボロ布を短時間海水に浸して引き上げ結果を見ている。ボロ布は茶色い油性の物質で覆われており、訓練を受けた漁師は原油と毒性のある分散剤の混合物だと確認している。
この漁師たちに随行した団体(IPS)は、ミシシッピ海峡の何箇所かで行われた検査を見たが、すべての場所でボロ布には茶色い油が染み付いていた。
この結果に対して、ミシシッピ州政府の一部の人たちは、漁師たちがウソを言っていると非難している。
漁師たちは次のように語る。
「多くの漁師がわれわれと同じでしょう。私が話をした人の大部分が今シーズンの再開を望んでいません。自分たちの安全と他の人たちの安全両方のためです。現在ではエビはほとんど獲れません。この時期だったら、エビで一杯になっているはずです。だから、エビが少ししか獲れないのは異常です。自分ではこの水域から取れた魚介類は食べない。安全ではないからです」
元記事
元記事には、8月のはじめに流出が止まったようなことが書いてありますがそうなのでしょうか?
政府関係者の対応、ありそうな話ですね。日本で同じようなことがあっても同様の対応でしょう。
政府関係者は、皆集まって、自分たちで魚介類を獲って、焼いて食べているところを報道すべきでしょう。(ごまかしなしでね)
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自分たちは安全な専用スーパーでお買い物。
北朝鮮とフラクタルなのですかね。
あるような気がしますね。
きっと補助金とかで痛めつけられるでしょうから、漁師さんたち大変でしょうね。