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13歳のパレスチナの少女に自動ライフルの弾丸を全部撃ち込み、その子が3歳であっても同じことをしただろうと言ったイスラエルの兵士が昨日軍事法廷ですべての容疑について無罪となった。
同司令官は少女の殺害について、比較的軽い罪に問われていただけだった。
殺された少女イマンの父は次のように語る。
「イスラエルは司令官がイマンを殺した事を、ほんの軽い罪で告発していただけで、殺人罪ではありませんでした。そして、今、それらの軽い罪も無罪だと言うのです。何度も娘を撃ったにもかかわらず。
これは、冷血人間の少女への殺人です。兵士が一度娘を殺し、裁判所が再び殺したのです。
ここにあるメッセージとは何でしょうか?
イスラエルは兵士にパレスチナの子供を殺せと言っているのです。」
軍事法廷は兵士が武器を不法に使用したこと、兵士にふさわしくない行動をしたこと、自分の指揮下にある兵士に事件についての証言を変えさせるように頼み司法プロセスをさまたげたことの容疑は無罪とした。
裁定の後、容疑者の司令官は泣き崩れ、傍聴席を向き、「私は無実だって言っていただろう」と言った。少女を何発も撃ったのは“confirmed the kill”(殺した事の確認)とされた。
事件当時テープが公開されたが、そこで司令官は、「こちら司令官。セキュリティ・ゾーンに入ってくる動くものは何でも、例えそれが3歳の子供でも、殺されなければならない」と言っている。
裁判の後、部下の兵士が司令官の言っていることとは違う内容の話をマスコミに漏らしたことから、司令官に対して容疑が起こっていた。
司令官はこれに対して、「自分の指揮下にある兵士は自分を苦しめようとする。自分はドルーズ族であり、彼らはユダヤ人であるからだ。」と言っている。
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