2010年9月6日月曜日、アイルランド国立博物館は古代の詩篇の本の皮のカバーの中からエジプトのパピルスの断片が見つかったと発表した。
博物館によると、「この発見によって、疑問が沢山生まれるし、アイルランドの初期キリスト教の歴史についての定説が混乱してしまった」という。
この発見はとても重要であると思われる。パピルスは「初期アイルランドのキリスト教と中東のコプト教会(アレクサンドリアのコプト教会)との繋がりを具体的に示す」証拠のはじめてのものである可能性が高いからだ。
この本は2006年の7月20日にFADDAN MOREの泥炭地から発掘された。
この本のカバーの年代は8世紀まで遡れるという。
この本の中身は最初アイルランドの僧院で作られ、後にエジプト風のカバーが被せられたと推測されている。
このカバーは、泥炭の中に埋まるまでに、幾つかの生を生きていると思われる。カバーは、エジプトから聖地もしくはコンスタンチノープルを経由してアイルランドにやってきた可能性がある。
カバーの中にずっとパピルスが入っていたのか、後から入れられたかは分かっていない。
コプト教会(WIKI日本語)
元記事(写真あり)
アイルランドは不思議な場所だと思います。
イエイツとか小泉八雲などね……