2010年11月09日 Tweet It!

ガザ=収容所

イスラエル政府の文書によって故意にガザの人々を飢餓に近いレベルにしておくイスラエル政策が暴露される

2007年にイスラエルがガザの完全な占領を開始したとき、オルメルト首相のアドバイザーであるDov Weisglassは「この考え方は、パレスチナ人に食事制限をするが、彼らを飢餓で死なせはしないということだ」とはっきり言っている。
イスラエルの人権団体によって最近発表されたこの文書には、イスラエル政府がこの政策を正確に行うため必要な、食糧、燃料やその他の日常必需品の正確な量を計算した方程式も載せられている。

人権団体によると、この文書はさらに気がかりなものだという。それは、ガザの人々の約半分が18歳以下の子供である事実を考えると、イスラエルは故意に数十万人の子供たちを栄養失調の状態にさせていることを意味しており、国際法とジュネーブ会議の直接的な違反である。

この文書では、また、イスラエルがガザの占領を「セキュリティ上の理由」としている主張の土台を完全に崩すもので、ガザの人々全部に対して体罰を与えるという故意で体系的な政策を示しているものだ。

元記事

よく考えると怖い話ですね。この方程式などは強制収容所を運用している人たちを想像させます。
ところで、この文書はイスラエルの人権団体が発表したもの。
イスラエルの国家はこの文書の存在を否定していたそうです。
当然、イスラエルの「国家」には打撃となるでしょう。
「国家」に損害を与えるというのは、「悪い人たち」でしょうかね?
それとも、ユダヤ人の将来を考えている人たちでしょうか?


posted by 狭依彦 at 22:06 | Comment(2) | TrackBack(0) | パレスチナ以色列 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
国家や未来よりも、人の感情として当たり前だと思います。
自然に可愛いとか、可愛そうとか感じるのは普通のことで、そうでない時は異常なのです。人間は元々はそんなに悪いものじゃないです。
Posted by ロク at 2010年11月09日 23:45
僕も、パレスチナの人達に対してイスラエル政府や軍が行ってることを訴えたり、
命令拒否をするイスラエルの人達は、結局のところどこまで「パレスチナの人達のためにも」やってくれているものなのか、考えることがあります。

いずれにせよ、パレスチナの人達が「異常な」日々を強いられているのは間違いないような気がします・・・。
Posted by それでも 地球と人類を愛した者へ at 2010年11月10日 12:03
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