2010年12月06日 Tweet It!

イースター島で開発反対運動

イースター島で警察の機動隊とRapa Nuiのグループの間に緊張

警察の機動隊の援軍を載せた軍用機が土曜日イースター島に着陸した。
Rapa Nuiの島民は自分たちの先祖代々の土地に立てられた政府の建物を無断占拠しているが、チリの内務相は彼らの排除を続けるつもりだと語った。

イースター島はいつもは静かなところであるが、金曜日に最初の排除が行われた際、島民が暴力的に抵抗したため、警察のバックショットやバトンに打たれて十数人の島民が負傷した。
イースター島は南太平洋の島で、Rapa Nuiの先祖が刻んだ巨大な石の頭部であるモアイを見るために毎年5万人以上の観光客が訪れる。

島の住民5000人のうち約2200人がRapa Nuiである。
イースター島は1888年にチリに併合された。
チリ政府は島外の会社のために島をテーマ・パークのようにしようとしている。その利益は島の外に流れる。
Rapa Nuiたちはチリ政府のこの政策を懸念して、十年以上反対運動を行ってきたが、ついに占拠という直接行動に訴えた。

元記事

炭鉱の事故については報道されましたが、これは全く報道されないでしょうね。
政府にコネを持つ企業による地元住民を無視・置き去りにした「開発」。
こっちがチリの現実ではないでしょうか?
posted by 狭依彦 at 22:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際中南米 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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