一年前のBPの原油流出事故の時には、米鉱物資源管理部が掘削の監視がいいかげんで石油産業と癒着していると辛らつに非難されたが、日本では原発危機で日本の安全対策に注目が集まっている。
25年前のチェルノブイリの後始末に力を尽くしたソビエトSpetsatomエイジェンシーの責任者であった、ロシアの原発事故専門家のIouli AndreevはIAEAが企業と馴れ合っていると非難してきた。
「すべての組織が核産業に依存しているのだから、あるのはニセの組織だけだ。IAEAも核産業に依存しているのだから、適切な仕事をするは不可能だ」
元記事
原発産業に資金提供を受け支配されている「ニセの」組織というのは、原子力その他のエネルギーに係る安全および産業保安の確保(たぶん安全よりもこっちに大きな重点がある・・・・・・狭依彦)を図るための経済産業省の「特別の機関」である原子力安全・保安院のことではないですよ、ここで言われているのはIAEAのことですよ!
原発所在地の選挙でも、住民は原発の維持を選びました。
NHKの世論調査でも、原発を全廃せよというのは10パーセント程度とのこと。日本国民の半数以上は、福島の後も原発を選んでいるようです。
まあ、自分たちで選んでいるのですからそれでいいのでしょう。
福島のニュースを見る限り、私は素朴に原発は恐ろしいと思いますが、「国の立場」(産業の立場)に立てる国民が多いのですね・・・・・・
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家にかかってきたなら、断りますが・・・・・・
そんなものまで大きくごまかしてるはずがないと思いますが、どうでしょうか?