ベトナム戦争では軍事行動中に兵士が死亡すれば戦争犠牲者とカウントされていた(58,195人)。
公式発表ではイラク戦争の死亡者数はベトナムよりずっと少ない。
しかし、イラク戦争では、戦闘状態で地面に足を付けて死んだ兵士だけ(下記配置についていたもの)を戦争犠牲者とカウントするようにした。
よって、実際の死亡者の数字はアメリカ国民から隠されている。これは、旗で飾られた棺おけの帰還が国民の目に触れないようにされているのと同様だ。
2007年現在では、米復員軍人援護局によると、数字は次のようになっている。
湾岸戦争での米軍の死者全部:73,846
*配置についていたもの:17,847
*配置についていないもの:55,999
死亡に至らなかった負傷
「診断未確定の病気」:14,874
身体障害の申し立ての総数:1,620,906
*配置についていたもの:407,911
*配置についていないもの:1,212,995
全兵士の36%が身体障害の申し立てを行っている。
■イラクの放射能廃棄物
劣化ウラニウムなどの放射性廃棄物は1820トンが対装甲ミサイルやバンカー・バスターの形で爆発させられている。
広島の原爆には64キログラムのウラニウムが使われていた。
イラクは、広島の14000倍であるということだ。
アメリカが中東で爆発させた核廃棄物は数百年に渡って人を殺し続ける。
ある学者によると、イラクの放射性物質は世界の全人口の3分の1を消し去ることのできる量であるという。
イラクでは戦争前に加えて新生児の生まれつきの障害率が600%に上昇している。この障害は放射性の毒に被爆した時に起こる特有の種類のものだ。
元記事
【国際北米の最新記事】
記事の真偽を言われた場合でもポリシーとして1時間以上の調査は行わない(行えない)状況であり、「このサイトは未保証です」としてあります。
結論として、でたらめかどうかは分かりません。
-----湾岸戦争の米軍死者等について-----------------------------------------------
元記事の政府資料へのリンクは資料が表示されないようになっているらしい。
次のものがその資料だと言う。
http://www.vba.va.gov/reports/gwvis/2008/Feb_2008.pdf
死者についてはP.6に数字があります。
診断未確定の病気については近い数になっています。
「身体障害の申し立て」については、compensation and pension の申し立ての数字が、ここで訳している身体障害の申し立ての件数に近くなっています。
compensation and pensionの申し立てが、身体障害の申し立てと一致するかについては分かりません。
-----劣化ウラニウムについて-----------------------------------------------
これについては調べても事実は分からないでしょうね。
私が信じているのは、
(1)米軍が劣化ウラニウム弾を使ったこと
(2)劣化ウラニウム弾の量については不明
(3)ファルージャなどでは、生まれてくる子供にかなり影響が出ていること。
よって、劣化ウラニウム弾について、内容がでたらめだという情報をお持ちなら、教えていただきたい。
それが、このサイトを見ている人にもためになるでしょう。