福島の原子炉から吐き出されているのは、放射性アイソトープで、I-131ヨウ素、Sr-90ストロンチウム、Cs-134とCs-137セシウムなどで、すべては食べ物や水から体に入る。
ヨウ素は甲状腺に集積し、ストロンチウムは骨や歯、セシウムは心臓を含む軟組織に集積する。
赤ん坊や未生胎児はより影響を受けやすい。その理由は、細胞が急速に分裂していて、被爆量が大人が被爆するより比較的に大きいからだ。
25年前のチェルノブイリのデータでは、はっきりと新生児の病気や病弱の増加がみてとれるし、生まれてない胎児や新生児の死亡数が増えている。特に、メルトダウン直後はそれが多い。
これは、元ソ連だけでなくヨーロッパでも起こった。
同様のことが放射性降下物のレベルが増加した地域の野生生物にも見られている。
2011年3月19日までの4週間 37人(週平均 9.25人)
2011年5月28日までの10週間 125人 (週平均 12.50人)
2001年には6.834/1000人 2007年には6.845/1000人
元記事
この元記事はカウンターパンチというアメリカの反体制の「しにせ」の新聞で、生前には故大田龍氏も関係していたと記憶しています(間違っていたらゴメン)
日本に暮らしている日本人の私としては、「そんなはずはないだろう。こじつけすぎ」と思いますが、米国人でアメリカで政府に疑問を持っている人は、そんな風に感じているかも知れませんね。
ただし、福島が起こった後のアメリカの反応は、ヨウ素剤が売り切れたり、降下物をしっかりと計測して、放射能の増加を観測したことはあったようで、当事者の日本より、ずっと敏感に反応していたように思います。
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