参考CNN
参考NHKニュース
大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」は、ゴシップ記事を売りにして高い人気を集めましたが、俳優や政治家だけでなく犯罪の犠牲になった少女の携帯電話までも盗聴していたことが明らかになり
NHKニュースではこのような報道でゴシップのような話しのようにしていましたが、そうではないと思います。
下の記事を読むと分かるように、ただの「盗聴」ではなく、電話による位置特定を行っていたようです。それには、警察の協力が不可欠です。
実際には、マードックのマスコミの行動と政府機関の「協力」の氷山の一角が現れただけではないでしょうか。
内部告発者はSean Hoareといい、Andy Coulsonがスタッフの電話盗聴を知っていたと告発していた。HoareはCoulsonの親友であり、the Sunとthe News of the Worldで一緒に働いていたが、酒とドラッグの問題で解雇された。
Hoareは自宅で死んでいるのが発見されたが、自宅に来た警察によると、原因不明な死亡とされたが、不審死ではないとされている。
しかし、警察の検視官の現場への到着はかなり遅れていて、その理由は明らかにされていない。
10:40分に警察に連絡があり、11時前にはパトカーと2台の救急車が到着した。警察は4時間後の3時に立ち去った。そのすぐ前に、被害者の親族が到着していた。
Hoareは40代中ごろで、ニュース・オブ・ザ・ワールドの電話盗聴をニューヨーク・タイムズにもらしていて、これが捜査のきっかけとなった。
Hoareがニューヨーク・タイムズにもらした話では、「記者たちは警察の技術を使って、相手の携帯電話の信号を使ってその人の位置を特定することができた。その見返りに警察官に賄賂を払っていた。携帯電話機と多くの無線アンテナの距離を測ることのできる「pinging」という技術を使って、相手の位置をピンポイントで把握することができたという。」
ガーディアン誌へのHoareの話によると、「記者たちはニュースデスクの上司にターゲットの位置を特定するように申し出ると、15から30分で、ニュース・デスクの誰かが戻ってきて、『ここだ』と指示があった」と証言している。
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