(ギリシャ)機動隊と学生のデモ隊がアテネの米大使館前で衝突。デモは1973年に米の影響を受けていた軍事独裁政権を倒すきっかけとなった1973年の流血の学生蜂起事件を記念するものであった。
3万人以上の人々が「EU、IMFは出て行け!」と叫びながらデモをした。
デモが暴動になるのではとの危惧のなか7000名の警察官がアテネに動員されていた。
元記事
参考記事(日本語ロイター)
>国家を破綻から救うため財政再建を託されたパパデモス政権
>世論調査では、イタリア国民の75%がモンティ首相への支持を表明しているが、ミラノやトリノではデモ隊による衝突が起きた。
ほとんど新聞もニュースも見ないので日本での報道は分からないのですが、引用したような内容が「ポジティブ」な意味で説明されているのではないかと思います。
EUとか金融筋の人物が中心になっている「テクノクラート」政権。
ギリシアもイタリアも選挙で選ばれた人たちではないのです。
「託された」のは誰からか?想像力が必要でしょう。
(1)金融危機を起こす (金融筋の者たち)
(2)国民は動揺。(当然、扇動者も混じって扇動している)
(3)「国」を救うとして、金融筋の者たちの代理人が登場。
国民はその者たちを喜んで受け入れる。国民の権利も放棄・・・・・・
「問題−反応−解決戦略」が働いているようにしか思えません。
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