2011年11月19日 Tweet It!

ギリシャのデモ

ギリシャで学生と警察が衝突

(ギリシャ)機動隊と学生のデモ隊がアテネの米大使館前で衝突。デモは1973年に米の影響を受けていた軍事独裁政権を倒すきっかけとなった1973年の流血の学生蜂起事件を記念するものであった。

3万人以上の人々が「EU、IMFは出て行け!」と叫びながらデモをした。
デモが暴動になるのではとの危惧のなか7000名の警察官がアテネに動員されていた。

元記事

参考記事(日本語ロイター)

>国家を破綻から救うため財政再建を託されたパパデモス政権

>世論調査では、イタリア国民の75%がモンティ首相への支持を表明しているが、ミラノやトリノではデモ隊による衝突が起きた。

ほとんど新聞もニュースも見ないので日本での報道は分からないのですが、引用したような内容が「ポジティブ」な意味で説明されているのではないかと思います。

EUとか金融筋の人物が中心になっている「テクノクラート」政権。
ギリシアもイタリアも選挙で選ばれた人たちではないのです。
「託された」のは誰からか?想像力が必要でしょう。

(1)金融危機を起こす (金融筋の者たち)
(2)国民は動揺。(当然、扇動者も混じって扇動している)
(3)「国」を救うとして、金融筋の者たちの代理人が登場。
  国民はその者たちを喜んで受け入れる。国民の権利も放棄・・・・・・

「問題−反応−解決戦略」が働いているようにしか思えません。
posted by 狭依彦 at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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