2012年01月04日 Tweet It!

ヒマラヤ山上の米監視装置

CIAがヒマラヤの山の頂上に核燃料で動く偵察装置を据え付けていた

1964年共産中国が最初の原子爆弾の実験を行った直後に、米CIAは中国を監視するためにインドのヒマラヤ山脈の頂上に核燃料で動く偵察装置を据え付けようとした。
1度目は、1965年にインド領内のGarhwal HimalayasのNanda Devi(7816メートル)に登って据え付けようとしたが、悪天候のために失敗、装置を紛失してしまった。この装置は500年間も放射能を放出するというプルトニウム238を動力としていた。1966年に、このCIAのチームが同山に戻って捜索したが発見することができなかった

CIAは紛失した装置を探すことをあきらめ、全く同じ装置を作り、1967年に、今度は標高6,861メートルのNanda Kotに同装置を据え付けることに成功した
この装置は1968年にそこで廃棄されるまで目的を遂行していたと考えられている。

10年後の1978年に、この2つの作戦がアメリカのOutside誌に暴露記事として載せられた
これにより、インドでは大きく政治的に混乱した。多くのインド人がヒマラヤを「聖なる」場所であると考えているからだ。

新たに発表されたインドのナショナル・アーカイブには、この事件がアメリカのインドの関係に大きなダメージを与えたことが記されている。
また、インド政府は、自国の情報部とアメリカが共同でこの作戦を行ったことを全く知らなかったらしい。

元記事

ヒマラヤ山にそんなものが廃棄されていて、まだ放射能を出し続けているのでしょうね。
まあ、人間が据え付けたのでようから、たいした放射線量ではないでしょうが?

CIAはそんなことまでしていたのですね。
この時代、おそらく、CIAは日本でも、いろいろやっているのでしょうね、と想像させられます。

年末、正月と休んでいましたが、また記事の紹介、細々と継続します。ただし、土日は休みにする予定です。
posted by 狭依彦 at 22:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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