イラン政府への直接のメッセージとして、米海軍の空母エンタープライズがペルシャ湾に派遣された。
「この派遣の理由は、奴等に我々はどのような不測事態に対しても十分な準備があることを思い知らせ、外交的な努力をしたほうがベターであると思わせるためだ」というのが公式見解だ。
この空母は1962年のキューバ危機やベトナム戦争で働いてきた米海軍の最古参の原子力空母である。
過去に、イスラエルが米戦艦リバティを攻撃して、アメリカがイスラエルの敵を攻撃するように仕掛けたことがある。これは最初エジプトが攻撃したことにされていたが、後にイスラエルの仕業であることが判明した。
これが好例で、エンタープライズが沈められることになったら、真珠湾の再現で、アメリカはイランとの戦争に入らざるを得なくなる。
さらに、エンタープライズは来年任務を終えることになっている。
原子力空母を解体するのには多額の費用がかかるが、これがペルシャ湾で沈むことになれば、その費用が浮く。ペルシャ湾が汚染されたとしても、アメリカの知ったことではない。
フランクリン・ルーズベルト大統領も、真珠湾に旧式な戦艦を向かわせ、最新の戦艦はハワイから遠く離れたところに置いておいた。
イスラエルは3隻のドイツ製の潜水艦がペルシャ湾で活動している。
元記事
これは、この元記事を書いた人の分析です。
状況的に真珠湾に近いということでしょう。
真珠湾の戦艦を沈めたのは日本でしたが、今度は、イランかイスラエルか?
【国際中東の最新記事】