2012年02月20日 Tweet It!

パレスチナ人の電気を止める

イスラエルがパレスチナのソーラー・エネルギーを破壊しようとしている

Der Spiegel(ドイツの新聞記事)

西岸地区のはずれの地域では、この地域では、満足な舗装道路もなく、電気の供給は不安定で、値段も高いものだった。

それが、紛争に飽いたイスラエルの医者Elad OrianとNoam Dotanが3年前にやってきて、ソーラー・パネルを設置し風力タービンを建てたことで、電気が得られるようになった。
それ以降、16のコミュニティでパレスチナ人1500名が電気の恩恵を受けている。

それが、間もなく過去のこととなるかも知れない。
イスラエルがその設備を破壊すると脅しているからだ。
問題は、いわゆる西岸地区の六割を占めるArea Cにあり、その地域がイスラエルの管理下にあるということだ。パレスチナ人には許可はまず下りることはない。
イスラエルは非合法の設備だとして、ソーラー・パネルなどを破壊しようとしている。

Ramallahやテル・アビブのヨーロッパの外交官たちは、この破壊命令はArea Cの状況について最近まとめられたEUの報告書が常になく批判的なものであり、それに反応したものだと推測している。

数ヶ月前には、スペイン政府が共同で資金を出している同様なプロジェクトも、破壊の対象とされたが、現在のところ、スペイン政府の外交圧力で壊されてはいない。

外国の援助組織やEUが資金を出したプロジェクトはしばしば過去にも破壊されている。
よく知られているのがガザ空港で、EUが拠出した3800万ドルは、建設後、すぐにイスラエルの空爆によって短い間に破壊された。

元記事

西岸地区の村の間にある、イスラエルの入植地は、非合法とされているにもかかわらず、何故か、水も、電気も、いろいろ揃っているらしいです。

元々住んでいる人たちのところにやってきて、その人たちを片隅に追いやり、囲い込む。
自分たちは「文明的」な生活をしているが、その人たちは「野蛮」な生活のままにしておく。
「もっとましな生活がしたかったら出てゆけばいいじゃないか」と言いつづける。

この記事を読んでいて、私は、私たち日本人の先祖も、ここ日本の土地で、同じようなことをやっていたのではないかと感じてしまいました。

私は「日本人は失われたユダヤの部族だ」みたいな説を勉強するのですが、「日本人は失われたユダヤの部族」であるのは誇らしいように書いてあるのがほとんどですが、こんなところが一緒だと嫌だな・・・・・・

とは言うものの、現代のイスラエルでこんなことをやっているのはロスチャイルド・シオニストで、一般のユダヤ人とは違うはずですが・・・・・・
posted by 狭依彦 at 22:45 | Comment(7) | TrackBack(0) | パレスチナ以色列 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「紛争に飽いたイスラエルの医者Elad OrianとNoam Dotanが3年前にやってきて、ソーラー・パネルを設置し風力タービンを建てたことで、電気が得られるようになった」

そういう人達もいるのですね。
情報ありがとうございます。


ところで、以前「蝦夷・アテルイの戦い―大和朝廷を震撼させた (遙かなる縄文の風景)」という本にとても感銘を受けたのですが、この筆者さんが他にも本をだしていることを知って調べてみたら
「祇園祭の大いなる秘密―日本神仏祭祀の謎を読み解く」という本にも興味を持って購入しました。まだ読みはじめたばかりですが、日本の「祇園祭」とイスラエル王の「シオン祭」などを比較したとても興味深い本です。
Posted by それでも 地球と人類を愛した者へ at 2012年02月21日 11:47
>蝦夷・アテルイの戦い―大和朝廷を震撼させた (遙かなる縄文の風景)
ありがとうございました、題が良い。今、注文しました。
「祇園祭」は、ユダヤとの関係が伺える祭りのようですね。何かの本で読んだのですが、思い出せません・・・・・・(トホホ)
Posted by 狭依彦 at 2012年02月21日 21:21
このような同祖論の捕らえかたはあまりないと思うので、ちょっと長いですが引用。

『大和朝廷を震撼させた蝦夷・アテルイの戦い−遥かなる縄文の風景2』久慈力著
P.90-92

第7章シルクロード文明とは何か

日猶同祖論の功罪

 日本の古代史を考えるうえで、極東アジアだけでなく、シルクロード、メソポタミアの動向を見ることが不可欠である。メソポタミア都市文明の影響が、海と陸のシルクロードを通じて、中国、朝鮮半島、日本列島へ押し寄せてきているからである。
 明治以降、何十人、何百人という論者から日猶同視論が展開されてきた。つまり、「日本と猶太(ユダヤ)は同視である」「日本人とユダヤ人は同じ祖先から生まれている」「ユダヤ、イスラエルの伝統を日本人は受け継いでいる」「日本の天皇家はイスラエル王家の末商である」などというものである。たしかに「火のないところに煙りは立たず」である。なんらかの繋がりがあるから日猶同視論が、潜祈と湧きあがってくるのだろう。
 しかし、この日猶同視論は、極めて誘惑的ではあるが、極めて危険である。反ユダヤ主義者が親ユダヤ主義者になったり、親ユダヤ主義者が反ユダヤ主義者になったりして、いずれも熱狂的、狂信的になる。この論理を特定の国家的、民族的な思惑に利用しょうとする勢力がいるからである。日本の右よりの勢力は、日本民族主義的、国粋主義的な方向へねじ曲げようとする。イスラエルの国家主義者は親イスラエルに導くために利用しようとする。たとえばユダヤ教の教義を借用して「ユダヤ民族は神の選びたまいし民であり、日本民族もユダヤ天孫民族である」「ユダヤ系の天皇は世界の救世主であり、日本人は選民の末商であり、世界を支配する運命にある」などと飛躍させるのである。
 たしかに日本列島を支配してきた天皇家と公家勢力と豪族勢力は、陸と海のシルクロードを通ってきたユダヤ支配勢力、あるいはメソポタミア支配勢力の集合体ということはありうるだろう。本書ではそのことを概略的ではあるが、本文や地図などによって、はじめて「日猶同視論」に触れてとまどいを感じる人々にもわかりやすく証明する努力をした。
 天皇勢力は日本列島出自説が通じなくなると中国や朝鮮半島からの「渡来人」を装っているが、そのような水準にとどまることはできない。シルクロード経由で幾重にもわたってたどりついた
メソポタミア都市文明からの、二次的、三次的な植民地侵略者であることは疑いようもない史実であろう。
 しかし、ユダヤ支配勢力、メソポタミア支配勢力は、天皇家、秦氏、藤原氏など、日本の最高権力を握り続けてきたほんの一握りの人々であり、日本人のほとんどは彼らによって奴隷化された縄文人の末裔である。日本の支配勢力と日本人一般、ユダヤ人の支配勢力とユダヤ人一般とを分けて考える必要があるのだ。これは日本だけではなく、世界各地でいえることであるが、亡国、捕囚、流浪、差別の中で苦悩してきたユダヤ人と、ユダヤ選民思想に凝り固まり、世界の富を独占し、新たなる「ソロモン王国」を復活しようとするユダヤ支配勢力を厳然と区別しなければならない。
 だから、「日本人とユダヤ人は同じ祖先である」という言い方は正しくない。「日本人、日本の庶民は、ユダヤ支配勢力からなる天皇王朝によって植民地支配されてきた」というのが真実であろう。そして、もうひとつ大事なことは、日本列島の縄文社会にユダヤ支配勢力が持ち込んだ宗教思想、支配体制、収奪制度、奴隷制度がはたして日本の先住民、庶民にほんとうに幸福をもたらしたのか、という問いかけが必要であるということである。
Posted by 狭依彦 at 2012年03月03日 08:52
さっそく読んでくれてたのですね(^^)

僕も、この章の特に
「メソポタミア都市文明からの、二次的、三次的な植民地侵略者であることは疑いようもない史実であろう。
〜日本列島の縄文社会にユダヤ支配勢力が持ち込んだ宗教思想、支配体制、収奪制度、奴隷制度がはたして日本の先住民、庶民にほんとうに幸福をもたらしたのか、という問いかけが必要であるということである。」という部分はとても共感しました。

しいていえば「海と陸のシルクロードを通じて」という部分、
例えばアイクの影響を受けている僕からすると
「ユダヤ支配勢力、メソポタミア支配勢力」がもし「レプティリアンの支配勢力」だとしたら、
「地下世界」を通って(?)やってきたり、それこそUFOに乗ってやってきたりはしなかったのかなぁ?と考えることもあります。
Posted by それでも 地球と人類を愛した者へ at 2012年03月03日 10:15
UFOに乗ってやってきた可能性はあります。

霊界物語では、イランから飛行船(天の磐船)に乗って、人がやってくる記述があります。
Posted by 狭依彦 at 2012年03月05日 21:30
狭依彦さん、お元気ですか?
ここ1週間来てらっしゃらなかったようなので・・・。
お元気ならよいのですが(^^)

ところで、きのうのこちらの地方新聞の1面に一番大きくこんな記事がありました。
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20120321_01.htm

個人的にちょっとわからなかったのが、宮城の南三陸町の志津川の清水地区では第一候補の移転先では「中世戦国時代」頃の遺跡が見つかったとありますが、
同町志津川中瀬町あたりでは【古代】の集落跡が見つかっていると言いながら、町長は「1000年に一度の災害(それも、誰のなんの情報を参考にしたのか…?)で【数百年前】の遺跡を優先し、今生きる人達が住めないのでは本末転倒」と言ってるところです。
ここで言っている「古代」の年代の基準はわかりませんが、でも僕の認識では「古代の集落跡」というと古ければ縄文時代あたりという気もするのですが・・・。
正直、最終的には東北の埋蔵文化調査を「迅速に済ませ復興につなげたい」という【迅速に済ませ】てしまいたがってることにはあまりいい予感はしてません。
家を流された方達とちがって、少なからず被災した程度だから個人的にこんな考え方を持ってしまうのかもしれませんが・・・。

Posted by それでも 地球と人類を愛した者へ at 2012年03月22日 12:12
ありがとうございます。
なんとか元気ですが、ちょっと休んでいました。9日間も休むと、英語を読む力も、日本語にする力も衰えてしまうようです。
なるべくコンスタントにやりたいのですが・・・・・・

遺跡の記事は地元だからこそのものですね。
この辺りは「蝦夷」の遺跡もあるでしょうね。
国などはそんなのは早く埋めてしまった方が良いのかも知れませんね?
Posted by 狭依彦 at 2012年03月22日 22:03
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