Gur(女性)は自分が思っていたほど一人ぼっちではないようだ。
インタビューが公表された後、Gurにはさらに三人の良心的兵役拒否者から連絡があり、四人が共同歩調を取り始めた。
一人は職業を理由に兵役を拒否している。二人目は兵士で心変わりをして予備役から戻るのを拒否している。三人目は平和主義者。三人目は兵役を免除されているが、先の二人はGurと一緒に刑務所に入れられる公算が高い。
2001年に高校生がイニシアチブをとって徴兵制と占領への反対運動があったが、その後2009年まではこのような集団的行動はなかった。
テルアビブの18歳のAlon Gurmanは、西岸地区へはじめて行くまでは、確実に徴兵に応じただろう。
彼の最後の学校時代に、パレスチナ人民衆の戦いについての本を読み、「連帯」活動家の話を聞きに行った。
そして、占領地に行き、家の破壊、市民の抗議活動に対しての信じられないくらいの暴力、植民地主義のすべてを目にして、軍隊の一員になることはできないと感じた。
Gurmanはここ西岸地区の金曜日のデモに参加していた。ガザへの攻撃が激しくなったときには、テルアビブで抗議活動を組織した。そんなときに、個人的な脅しを受けた。このような暴力にさらされることで、彼の気持ちは固まった。
投獄されることが予期される4月16日を前にして発表した声明で、Gurmanは「私の徴兵への拒否は、占領とアパルトヘイドの一端を担うことに対してだけではなく、自由、正義、平等を求めて戦っているパレスチナのcomrades(仲間)への連帯の行動です。私の望みは、拒否することで社会に何らかの影響を与え、他の人たちが自分と同じことをする勇気を与えることです」と言っている。
元記事
この記事最初に出したときcomradesを「戦士」と訳しており、「仲間」が正しいので、誤訳していました。失礼しました。(3/25記載)
こういう記事を読むと、少しだけ明るい気持ちになります。
ユダヤ人とかイスラエルとか全部をひとつくくりにするような言葉を使い、対象が分からなくなることがよくあります。
私もユダヤ人という言葉は極力使わないことにしていますが、イスラエルはよく使い、イスラエル全体のように考えているふしもありますが、考えて使わなければならないですね。
シオニスト・イスラエルとかそんな言い方かな?
【パレスチナ以色列の最新記事】
でも、やはりいるんですね。
たいへん貴重な情報、ありがとうございます。
ただこの記事でちょっと気になったのは、「パレスチナの戦士」というところです。
シオニスト・イスラエルに立ち向かっているパレスチナの人達のことでしょうか・・・?
記事は直してあります。
2001年以降は兵役拒否はなく、最近、また出てきたようですね。