ミシシッピ川が細く狭くなっている。もし、このまま細り続けるなら、すべての河川交通が中止される可能性が非常に高くなっている。
そして、米国の穀物の約60パーセント、石油と天然ガスの22パーセント、石炭の5分の1がミシシッピ川で運ばれるという事実を考えるなら、河川交通の中止はアメリカ経済を完全に麻痺させるであろう。
ミシシッピ川の全ての交通が止まるとすれば、米経済には一日当り3億ドルの負担となるという予測がある。
現在のところ、この歴史的な干ばつは農家や酪農家に対するインパクトだけに焦点が当てられているが、アメリカの経済の成功にとってミシシッピ川の健康は非常に重要であり、そして、たった今はその川が非常に悪い状態である。
川のある地域では、すでに平常水位より20フィート(約6メートル)も下がっていて、水量はさらに下落すると見込まれている。
過去12ヶ月に経験した気候が同じようにあと12ヶ月続くなら、来年には、全能のミシシッピ川も完全に災害地域となるだろう。
川幅が3マイルあったところも、現在では10分の3マイルになっていることもある。
ミシシッピ川がこのような悪い状態になったのは1988年以来だ。
1988年には、荷物船の交通の多くが中止となり、船舶輸送業界は10億ドルの損失を出したと見込まれている。
元記事
ちょっと前にはミシシッピ川の洪水が話題になっていました。
記事の表現から、昨年の夏頃から干ばつがはじまり1年間続いているのでしょうね。
この気候の激変は地球規模のものなのでしょう。
アメリカの干ばつで小麦があぶないということですが、なかなか、日本ではそんなこと感じられる雰囲気ではありませんね。
しかし、アメリカから小麦が来ないと、大変ですね。
さて、この気候激変、日本でも起こっていると思うのですが、「神様」が起こしているのでしょうか?
私は、そうは思いません。「誰か」が起こしていると信じています!
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