7月16日、クレタ島の自分の店で、3人の子持ちの会社員が首をくくった。
パトラスでは49歳の男性も首をつった。
7月25日、南ペロポネソス半島で79歳の男性がオリーブの木にケーブルを括り付けて首吊り自殺。
8月3日、オリンピア近辺で31歳の男性が拳銃自殺。
8月5日、15歳の少年がピエリアで首吊り。6日、60歳の元サッカー選手がチャルシスで焼身自殺。
これらもまたギリシャの報道であるが、それらはちょっと目には経済とは何の関係もないように見える。
これらが同時に発生すると恐ろしい統計となり、何が自殺の引き金となっていて、この高い発生率が偶然に過ぎないのかという疑問がわいてくる。
もしくは、彼らの命を脅かしているギリシャを襲っていることから逃れる道が自殺だとみなしているのだろうか。
彼らは、事態がさらに悪化する前に死のうとしているのだろうか。
ドイツとIMFはギリシャ政府に対して新たな緊急援助に反対している。
ギリシャは少なくとも400億ユーロの財政不足に直面している。ギリシャが秋までに公式的に破産することはゆうにあり得る。
元記事
記事を読んでいると、日本でも同じくらい自殺があるような感覚になります。
自殺率1位は2011年で韓国、10万人中42.2人、日本は同年で23.8人で5位。
ギリシャは2008年で2.8人だったのが、きっと急増しているのでしょう。
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