第二次大戦中にニュー・カレドニアやオークランドの近辺の水域で実験が繰り返された。そこで分かったことは、この津波兵器は実現可能で、沖合いで10発の大きな爆発を続ければ33フィート(1フィート30.48cmで約10m)の津波を起こす可能性があることが分かった。10mの津波と言えば、小さな都市を水浸しにするに足るものである。
"Project Seal"という暗号名が付けられたトップ・シークレットの作戦は、核爆弾にも肩を並べられる能力がある最後の審判装置として実験が行われた。
実験中には、約3700発の爆弾が爆発させられた。最初は、ニュー・カレドニアで、次はオークランド近くのWhangaparaoa半島で行われた。
専門家の結論は、1発の爆発では力が足らず、津波爆弾を成功させるには海岸から約5マイル沖合いで、約2メガトン(2 million kilograms)の爆弾が一列に並べて爆発させられなければならないとしている。
この計画は1944に米海軍の将校 E A Gibsonの発見を受けて開始された。
この実験は1945年には中止されたが、ニュージーランド政府は1950年代にかけて報告書を作成していたという。
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