2013年02月07日 Tweet It!

マリでテロリスト、シリアでは友人

フランスにとってのイスラム主義者武装勢力:マリではテロリスト、シリアでは友人

フランスは、マリに介入するのはアルカイダに関連するイスラム主義者の戦士に対してマリの国家を守るためであるとしている。
しかし、フランスは、同じ者たち、つまり、アッラー・アクバーと叫び、シリアで「不信心者の政権」と戦っているジハード戦士たちを、「自由と民主主義」を求めて戦う反政府勢力と考えている。
もし戦士たちが実際にシリア国家、発電装置、燃料パイプライン、学校、ATM、警察署や政府機関などのインフラを破壊しているとしても、フランスにとっては何ら問題ではないのだろう。

フランスはマリでのイスラム主義者武装勢力を爆撃するためにヘリコプターや空軍を送るのを義務だと信じている一方、シリア国軍が自国の土地で国を防衛しているのを「残虐な侵略を行っている」と非難している。

米国はアルカイダに関係しているとして「Jabhat Al-Nusra」をブラックリストに入れる決定をしたが、民主主義を求めて戦っている政治家と思われているMuaz Al-Khatibは、そのことを大変失望しているが、その彼がシリアでシリア政府軍と戦闘している中心の武装勢力であることを知れば、シリアの武装勢力の本性が分かるだろう。
Marrakeshで行われた、Friends of Syriaの会合でのMuaz Al-Khatibはスピーチして、「シリア政権と戦っているグループの一つをブラックリストに入れるという決定は、再考されるべきである」としている。

元記事

元記事はシリアオンラインというシリアのサイトのようです。
シリア政府の立場から「不信心者の政権」と言っていますので、反政府者が言っている「不信心者の政権」ということで、シリア政府になります。
シリアで内戦を行っている反政府勢力が、イスラム過激派であるというのは、初めて認識しました。イスラム過激派も「自由と民主主義」を求めているのでしょうか。
「自由と民主主義」とは、かくも不思議なものですね・・・・・・
posted by 狭依彦 at 22:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | 国際アフリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自由=支配する自由 ・神の下に自らは制裁者であるようにする自由・金の力でテロリストを操る自由
民主主義=無意識にコントロールされる者による民主主義
Posted by 名無し at 2013年02月10日 02:42
私は、若い頃、どうして現在の政権党は、権力的で封建的なのにその名前が付いているのか非常に疑問に思っていました。
しかし、「自由」と「民主主義」の本当の意味が、「我々が思い込まされているもの」とは違うのだと覚ったときに、その人たちの仕事が分かったような気がしています。

「平和」にしてもそうです。
この言葉を何度も口にする者に対しては、大きな信頼を置かないほうが良さそうです。
霊界物語の最後の巻である81巻は「平和」という言葉の本質を、物語の形式で、教えてくれているようです。
Posted by 狭依彦 at 2013年02月10日 10:00
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック