2005年05月02日 Tweet It!

鍼治療は気休めなんかじゃない

鍼治療は、治療されているという気持ちが効果があるように思わせていると考えられていたが、ある研究によると、気持ちの効果の他に、実際の物理的な効果があるのではないかという結論が出た。

実験は、ボランティアに対して、3種類の針、(1)鈍い針で実際に皮膚を刺さない、(2)舞台の短剣のように針先が引っ込み、実際は皮膚を刺さない、(3)本物の針。皮膚を刺す。

これらの3つの針をランダムに膝痛の患者に試し、脳のスキャン画像を分析した結果。(1)の針は効果なし。(2)の針は脳のある部分を刺激し、効いたような効果をあらわした。(3)の針は、(2)と同じ部分の脳が刺激されたが、脳の別の部分も刺激されたという。

よって、気持ちで効果があると思う他に、実際に物理的効果があるということだろう。

http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/4493011.stm



posted by 狭依彦 at 12:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 科学・健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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