2013年06月03日 Tweet It!

トルコの反政府デモ

デモ隊はエルドアン首相のイスタンブールの事務所に投石

新華社の報道によると、土曜日の夜、約五千人のデモ隊がエルドアン首相の事務所を囲み、投石、少なくとも警察官7名が負傷したという。

その事件が起こる前、タクシム広場には十万人のデモ隊が集まり、エルドアンの退任を求め、政府を「ファシスト」と名指しした。

トルコのAnkara, Izmir, Mugla, Antalyaでは数千人の人たちが、首都のデモを指示して街頭に繰り出した。

この反政府騒動は、金曜日にGezi公園の取り壊しに反対してタクシム広場で座り込みを行った人々を、警察が解散させたことから始まった。アムネスティ・インターナショナルはこの警察の暴力使用が平和的抗議活動の権利を侵害していると非難している。

元記事

「政府が厳格なイスラムで、アルコールの販売が厳しくなったのが暴動の原因である。トルコ政府は国民は団結しており、オリンピックの招致には問題ないと発表した」とお昼のNHKのニュースで見ました。
オリンピックを心配するなど、平和な国の平和な報道機関ですね。

この暴動は、一見、アフリカ・中東の春と繋がっているような民主化運動と思われますが、トルコ政府はシリアの反体制派を応援しているわけだし、イスラエルやアメリカと近いと思われますので、ちょっと毛色の違った運動であると思われます。
複雑ですね。
posted by 狭依彦 at 23:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際中東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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