上海のFudan大学の研究者がワイヤレス・インターネットにアクセスを提供する1ワットの電球を開発した。
Li-Fi(light fidelity 光の忠実性)という技術を使って、研究者によって作られた試作品は現在のネットアクセス方法への安価で効率的な代置物であると言っている。
同大学の情報技術の教授であるChi Nanによると、Li-Fi電球の近くにコンピュータを置くと、簡単にインターネットに接続することできることを、4台のコンピュータで同時に確認されたという。
光の周波数を使うことで、すべてのコンピュータをいっせいにつなぐことができる。
Li-Fi電球は、マイクロチップを備えていて、150mbps程度の速度を出せるという。これは、中国の平均的接続速度の20倍も速いということだ。
Nan教授はさらに、現在のワイヤレス信号伝送装置は高価で非効率であると言っている。
この新技術は11月に上海で行われるChina International Industry Fairで紹介される予定だという。
このプロトタイプは初期段階であり、商業利用までにはいくつもの実験と変更が必要であろうという。
元記事
1ワットの電球とか、電球にマイクロチップを備えるなど、この記事だけではどんな技術であるか分かりません。たぶん、なんらかのインターフェイスは必要でしょうね。
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