西側世界の主要メディアが米ホワイトハウスやNATOによるシリア国家の破壊しシリアの民主的に選ばれた大統領を追放しようとする計画を売り込んでいるが、シリアのラッカ地方をイスラム国の「本拠地」と表札をつけようとするプロパガンダが明らかに存在する。
例えば、ウオールストリート・ジャーナルに発表された記事とビデオでは、イスラム国の「本拠地」内部での「生活はどんな感じ」かを見せようとしている。
読者の皆さんが想像されるとおり、このビデオは全体的にシリアの女性達の恐ろしく荒涼とした生活を描いている。しかし、このビデオが主要メディアで流されているが、ビデオではラッカがイスラム国の「本拠地」として言及されているが、それは嘘である。
実際には、ラッカはイスラム国に支配されているかもしれないが、それが「本拠地」ではありえない。
イスラム国の真の本拠地は、シリアやイラクのどこかではなく、ラッカから遠く離れたところにあるというのが真実だ。
イスラム国の本拠地は首都ワシントン、バージニア州ラングリー、ロンドンやNATOの国々にある。これらの国々が提供した資金、武器、指示によってイスラム国はラッカを征服したのだ。
元記事
ずっと離れている間、NHKのニュースでしかイスラム国は知りませんが、欧米の人たち(たぶん若者)が参加していることが問題になっている報道は記憶しています。
自分は、イスラム国は名前からして、「イスラムと民主主義の戦い」を起こしたい人たちが作ったものだと思っていましたが、やっぱりこの記事のような話があるのですね・・・・・・
そう言えば、花子とアンで、名前が重要な話があって、バラがアザミだったらこれほど素敵ではない(だったっけ、記憶曖昧)なんていう台詞がありましたが、「イスラム国」という名前が、彼らの本性を表しているのだと思います。
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