2005年07月29日 Tweet It!

印刷文書に識別情報

(米)あなたが文書を印刷するごとに、プリンターがそのプリンターの機種を特定できるような秘密のコードを自働的に付加していると想像してみよう。プリンターの使用者は分かってしまうわけだ。

偽札作りを特定する取り組みの一環として、米政府はレーザー・プリンターの製造会社数社を説得して、印刷された各ページに機種情報を暗号化して付加させることになった。この意味するところは、使用者の同意も無く、使用者が知らないところで、自分が私的な行為だと思っていることが、公的になってしまうということだ。毎日の生活で使っているコミニュケーションの道具が、政府の監視の道具になってしまうわけだ。そして、悪いことには、この乱用を差し止める法律が何もないということだ。

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posted by 狭依彦 at 07:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・コンピュータ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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