徴兵制という軍隊社会制度で行われる、人間の行動修正ほど、目覚しい効果があるものはないだろう。徴兵制などの制度の根本的な目的は、社会の若い男子に、脅しもからめて、政府は全能であるという反駁できない信念を植えつけることだ。若者はすぐに、祈りの言葉は、一発の弾丸が瞬時にもたらすことを覆すには、あまりに愚鈍なものだと知るだろう。それゆえ、18年の人生を宗教的環境のなかで訓練されてきた男子は、この徴兵制によって、打ちのめされ、数ヶ月もたたないうちに、幻想や妄想を拭い去られるのだ。この信念さえ植えつけられれば、他のことはどんなことでも簡単に植えつけられる。
若者の両親は彼を愛しているというけれど、死が待ち受ける戦争へ息子を送り出したくなるように仕向けられるだろう。その過程は若者の操作よりもっと興味深いものだ。社会と戦争システムをコンピュータで分析することによって、数理的な型を得ることが出来るが、それは、これらの戦争制度の要素を暴露することに寄与するであろう。
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