世界は何を待っているのか?元記事人間は物事が起こる前から物事を予測することができる。それは、数秒前のことだが、その集合意識がコインの表裏の出方などに影響を与えることがある。
■元記事抄訳(1)人間は物事が起こる前にその出来事を把握している。
(2)1976年、にKornhuber博士が、脳の活動を調べるためにボランティアに電極を付けてもらい、右手の人差し指を、最初は自分の意思で伸ばしてもらい、ある一瞬に博士の指示にしたがって伸ばしてもらうという実験を行った。
博士はこの実験によって、精神的な判断に従って右手がどのくらいの速さで動くかを確かめたかったのだ。
この実験結果は予測とは違っていた。
電極の反応は指示があってから1秒後から1.5秒後に多くが集まっていた。つまり、
意識的な判断があってから、行動が起こるまでに1秒後から1.5秒かかるということだ。
ボランティアの
被験者たちは、自分たちが自然的に即座に行動していると信じており、この遅れを認識していなかった。
(3)1979年、Libet博士が脳外科の手術を受けた人たちに電極を取り付け、彼らの皮膚が刺激されてから、脳が反応する時間を調べた。
この結果も同様で、
皮膚の刺激が脳で意識されるまでに、0.5秒程度かかるという結果が出た。
この結果、音、視覚、感覚など人間が外部世界で今起こっているすべてを知るには、遅れが生じていることが判明した。つまり、
あなたが今起こっていると認識しているすべての事は既に、約0.5秒前に起こっているということだ。
(4)Marilyn Schlitzさんは、ボランティアの被験者にコンピュータでランダムに選択した画像を見せて、その反応を調べた。画像には、普通のものとエロティックとか恐ろしい感情を刺激する2種類が混ぜてあった。
被験者は、感情を刺激する画像を見ると、肉体的な反応が出るが、普通の画像を見た場合は反応がない。
この結果判明したのは、
コンピュータが画像を選択する5秒前に被験者たちは将来選択される感情を刺激する画像に対して
反応を開始したという驚くべき結果が出た。つまり、
被験者たちは起こりえる未来を予測しているのだ。
また、
脳が反応するずっと前に、心臓が反応するという結果も出た。
つまり、
人間は、外の環境に、脳だけではなく、体の他の部分でも反応しているということだ。
(5)このような結果を踏まえ、Princeton大学のRoger Jahn博士は、「ブラック・ボックス」もしくは乱数事象発生器という小さなコンピュータを開発した。これは、乱数を発生するもので、乱数は1と0とに丸められ、いろいろな時間間隔で記録される。これはコインの裏表を数えるのと同じことで、0と1は同じ確率で発生するので、結果は平均化されるはずだ。
(6)博士は、人間の集合意識がこの「ブラック・ボックス」の0,1パターンに影響を与えるのではないかと考えた。
実際に、ダイアナの葬儀では何百万人が悲しみを覚え、この0,1パターンには明白なパターンが現れた。
また、9/11が起こる4時間前には、0,1パターンがノーマルではなかったし、インドネシアの大津波の前にも、特異なパターンが現れた。
(7)現在は、この「ブラック・ボックス」が世界中で何箇所かに設置されていて、この0,1パターンの変化がWebで公開されている。
つまり、未来に起こることを予測した集団意識がコインの裏表の出現回数に影響を与えている度合いがWebで見られる。
プリンストン大学のサイトリンクのResultというのがたぶん統計で、真ん中のドットが、集団意識が「ブラック・ボックス」のパターンに影響を与えてる現状。GCPドットのリンクをクリックすると詳細が出るはずですが、私のコンピュータではちょっと、ポップアップ設定などで、表示がおかしいらしくうまく表示されません。
ドットの意味青 90%以上
緑 約50パーセント
黄色 40パーセント
オレンジ 15パーセント
赤 5パーセント 重要だと思われる
明るい赤 1パーセント 1/100の確率
100パーセント自分でも理解していませんが、なかなか興味深い記事、興味深い実験です。