スタンリー・キューブリック(WIKI日本語)シャイニング(WIKI日本語)WIKIより
「この映画と原作とでは、原作の著者であるキングがこの作品に不満を持ち、後に自ら再映像化するほどシナリオが異なる。」
この記事はそのことについて分析した記事です。偽の月着陸がスタンリー・キューブリックの結婚と生命までも危うくした。
(1)シャイニングはスタンリー・キューブリックの作品の中で最も誤解されているものである。
(2)1980年に、最初、筆者が見たときには、ステファン・キングの原作の多くを意味のないように見えることで変えてしまっていた。それが、気に障ったものだ。
(3)スタンリー・キューブリックはステファン・キングの名作を偽装して、全く違うストーリーを語ろうとしていた。それは、自分の命を守るためであった。
(4)登場人物のジャック(現実の自分)とその息子ダニー(芸術家的側面)はキューブリックが自身を投影したものである。
(5)ジャックがオーバールック・ホテルのマネージャーと交わした管理人としていの契約が実際は何であったか?
(6)ジャックの前の管理人はストレスから狂人となり、妻と二人の娘を殺していた。
(7)マネージャーの服が、赤、白、青で、ジャックの妻と息子ダニーが赤、白、青の服を、映画の前半一時間着ている。これは、オーバールック・ホテルが「アメリカ」を象徴しているということだ。
このホテルは、ネーティブ・アメリカンの墓の上に建てられていて、多くの、ネーティブのシンボルを踏み潰している。
(8)ホテルのマネージャの後ろにイーグルの象徴が置かれているが、これはマネージャーの後ろにあるアメリカのエリートを現すもので、また、イーグルはアポロ11のミッションの呼び名である。マネージャーはアメリカ政府の象徴だ。
(9)ホテルが冬の嵐に見舞われるのは、米ソの冷戦の象徴である。冷戦は「偽の月着陸」を作らせた動機の大きなものだ。
(10)ダニーが遊んでいるところへ、テニスボールが飛んできて、前の管理人の2人の娘が遊ぼうと誘う?何のゲームをしようというのか?
このとき立ち上がったダニーの服にはロケットが描かれている。APOLLO 11という言葉が見える。アポロ11の打ち上げの象徴だ。
(11)ダニーは237号室の方へ行く。
この部屋は原作では217号室であったが、変えられている。237は月と地球の距離を象徴する。これらは、キューブリックが「偽の月着陸」を作ったことを象徴する。
(12)237号室はキューブリックが作った月のセットの象徴である。
(13)その後のシーンで、ミステリアスな力がダニーを物理的に傷つける。アポロ11のセーターもズタズタにされる。
(14)ジャックはバーに行き、ホテルの真の持ち主と会う。その持ち主Lloydはバーテンダーであったが、悪魔的光で描かれていた。ジャックは「プロジェクト」に魂を売り渡す。
(15)ジャックは237号室に行き、若い女性から老女への変幻を見る。237号室は月のセットの象徴であり、ジャックは妻に何もないと嘘を言っていた。
ダニーはキューブリックの芸術家面の象徴であり、それがキューブリックの象徴であるジャックとアメリカの象徴であるホテルとの契約に傷つけられたことになる。
(16)双子が出てくるのは、キューブリックが(1)2001年宇宙の旅と(2)ニセの月着陸の2つのプロジェクトを同時に行っていた象徴である。
前の管理人の娘は原作では1人であったが2人に変えられている。アポロ11の前のプロジェクト名はGemini双子である。
(17)ジャックが狂ったように書いてる物を、妻Wendyが来て見てしまう。
それは"All work and no play makes Jack a dull boy"というセンテンスをバリエーションをつけて、何度も何度も繰り返し書いていたものだった。
"All"は"A11"を表し、アポロ11の象徴だ。
(18)Aはアポロ11のシンボルとしてNASAが使っている。
キューブリックはAを何度も使っている。時計仕掛けのオレンジで、全てを見通す目のカフとともにAが出ているカバーが次の画像だ。
(19)キューブリックの妻が見たものは、2001年宇宙の旅の映画を作る代わりに、夫がニセの月着陸を作っていたというものだ。
驚いた妻は、ジャックに仕事をやめろという。
ジャックは「おまえのいつものクセだ……私は約束をしたのだ……雇い主に従う義務があるのだ」と怒る。
(20)ここは、原作を変えてある部分だが、ダニーはThe Shiningを使って、フロリダのDick Halorannに連絡をとる。フロリダはアポロ11が打ち上げられたところだ。
このHalorannはホテルに着くとすぐジャックに殺される。
これは、キューブリックが自分がニセの月着陸を作ったことを話した男があり、そのことゆえ男が死ななければならなかったことを象徴するのではないか?
結論キューブリックはこのようにキングの原作を変えることで、自分がニセの月着陸を作ったことを示したかったのではないか。これは、キューブリックが真実を告げることは、自分の命に関わると思っていたためだ。
シャイニングは、キューブリックがニセの月着陸を作ったこと。それにより妻との関係が壊れたこと。ニセの月着陸の話をした誰かが死ななければならなかったこと。などを表すために作られた映画だ。元記事シャイニングは名作ホラーでいつか読みたいを思っていましたが、まだ読んでありません。映画も見ていません。
2001年は見ましたが、他の映画は見ていません。
ということで、長々と記事を紹介しましたが、間違いがある可能性もあります。