例えばピラミッドなどの古代文明に対して、公式見解を取るものと、古代の高い技術を考える者との二通りがある。公式見解を取るものは、この問題について、政治的、イデオロギー的なアプローチをしていて、それがエスカレートしている。
古代文明で謎が多いものを6つあげる。
(1)大ピラミッド
原始的な道具で作ったというシナリオはピラミッドの特徴を説明できない。
(2)犬の起源 バイオテクノロジー
1990年代以前は、犬は、約1万5千年前に、コヨーテ、ハイエナ、ジャッカル、狼などいろいろなイヌ科の動物の混血から生まれたと考えられていた。
1990年代にDNAによる研究が始まると、すべての種類の犬は狼の系統であり、他のイヌ科の動物とは関係がないことが判明した。この枝分かれが起こったのは、15万年から4万年前の間であった。
狼が犬の先祖などということは説明がつかない。われわれの石器時代の先祖が犬と友だちになり、何らかの方法(それは説明されていないが)で、すべての犬の母となる最初の狼の突然変異種を生み出した。これは、科学ライターによって唱えられているが、この偽の説明に騙されてはいけない。
犬は、人間が好に便利だと思う性質だけを持った野性の狼の突然変異種なのだろうか。
狼の社会は厳しい序列社会であるのと、狼の生殖行動は、突然変異種を生き残らせはしなかっただろう。この理由で、狼が自然な進化で犬になったと考える科学者はいない。
もし、人類の石器時代のご先祖が犬を作り出すという偉業をなしてとでていて、その過程での実際の挑戦がもっと骨の折れるものであったなら、犬や狼のブリーダーたちは、今日では、それと同様なことをするのに何ら苦労はしないだろう。しかし、現在でも、バイオテクノロジー技術を使わずに純粋な狼のつがいから犬の子供を生み出すことができると宣言して、それに取り組もうとするブリーダーは皆無だ。
このように野生の狼から犬を生み出したのは奇跡としか言いようのないことだ。
(3)モヘンジョダロ 都市工学
(4)シュメール 文明の源
(5)テオティワカン 特異な技術の証拠
テオティワカンピラミッドの中ほどには、隠れた空洞がある。
ピラミッドで大きな雲母板が見つかっている。雲母板は電磁気の遮断に効果がある。
(6)石器時代ペルーのハイテクノロジー
元記事大体よく聞く話です。犬のところだけ、詳しく訳しておきました。