2011年11月09日 Tweet It!

アイスランドその後

アイスランドがニュースになるべきなのに、そうなっていない理由

参考記事(日本語 asyuraにある一般新聞の記事)

2010年3月 借金を返さない国民投票の記事

2008年 アイスランド崩壊の危機

アイスランドは32万人の国民で軍隊を持たない国だ。2003年以前には、世界でも有数の裕福な国であった
しかし、2003年に同国の銀行がすべて民有化され、外国の投資をひきつけるために、IceSaveというオンラインの高利回りを行い、そのために財政が悪化した。
2003年にはGNPの2倍の借金があり、2007年には9倍となっていた。
2008年の世界的な金融危機で、アイスランドのLandbanki,Kapthing,Glitnir銀行は危機に陥り、国有化された。この年の終わりにアイスランドは破綻を宣言した。
英国とオランダの出資者が損害を受けることとなった。英国とオランダ政府はアイスランドに支払いを求めた。

社会民主党の首相は各国からローンを受けることを交渉したが、外国の財界はアイスランドに緊縮策を求めた。それに対して、反対運動が起こり政府は辞職、2009年4月の選挙で、左翼の連合が政権についたが、アイスランドの国民一人当たり月100ユーロ(1万円くらい)で5.5パーセントの利息で15年の支払いを求められる策に同意をした。

その結果、私有独占資本(銀行)の失敗を全国民が負わなければならないという考えを捨てることとなった。
当然、国際社会はアイスランドに対して圧力を強化した。
英国とオランダはアイスランドを孤立化させるという報復行為をすると脅した。外国の銀行家はIMFの援助を中止させると脅した。
首相のGrimssonは「アイスランドは国際社会の条件を拒否するなら、北のキューバになると脅された。しかし、その条件を飲めば、アイスランドは北のハイチになるだろう」と語っている。
そして、政治家たちが、国民の側に立つようになり、2010年に借金を支払わないことが国民投票で決定された。
IMFは即座にローンを凍結した。
国民の支持のもと、アイスランド政府は、財政破綻の原因を作った銀行家たちの犯罪捜査を開始し、インターポールから逮捕状が出された。

また、アイスランドでは1918年にデンマークの憲法の「王」を「大統領」と替えただけの現行憲法を直接民主主義で改正することになった。
30名以上の支持を受けた522人の政党に属していない成人から25名の代表を選び、その人たちが中心になり憲法の草稿を作った。
その草稿の検討過程はインターネットで公開され、国民が透明に見られるようにして、国民から広い意見を募った。
その憲法は次の国会で決められた。

その後、アイスランドは経済の回復の兆しを見せている。

元記事

ギリシャの問題にしても、その他の国の財政破綻にしても、「私有独占資本(銀行)の失敗を全国民が負わなければならない」ということで同じ流れだと思います


posted by 狭依彦 at 21:52 | Comment(3) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月02日 Tweet It!

銀行の尻ふきはしないアイスランド

アイスランド、大声でノー

アイスランドの国民は二度目の投票を行い、銀行と銀行家によって引き起こされ、アイルランド全体が責任を負わなければならないような国際的な負債を弁済しないことを決めた。
現在、ヨーロッパ各所の首都で混乱が広がっているが、これは他の経済に向けての道となる得るだろうか?

アイスランドという小さい島は、世界にとって教訓となる。
アイスランドは4月に国民投票を行い、多かれ少なかれ、一般の国民が銀行家の愚行に対してお金を払うべきかを決めた。(そして、その延長線上で、企業が国に財政上の依存をするなら、政府が企業をコントロールできるかも)
国民の60パーセントがアイスランドとオランダ、イギリスの間で決められた倒産したIcesave銀行の預金者を弁済するためにイギリス、オランダの両政府が支払ったお金を返すことに反対票を投じた。

これは、昨年の春の最初の投票である93パーセントよりも反対が少なかった。

元記事

日本の私たちにはなかなか想像できませんが、ヨーロッパでは銀行家っていうのは勝手なことをやっている悪い奴のようですね。

ギリシャ、スペインなどの危機も、結局は銀行家から来ているのでしょうね。
posted by 狭依彦 at 21:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月03日 Tweet It!

ギリシャの状況

ギリシャの状況は非常に分かりにくくなっています。
私がみている少ない日本のニュースではほとんど取り上げられることもなく、日本で正確に報道されているかどうかもわかりませんが、
もし報道されていたら、
「ギリシャのデフォルトが回避されそうで良かった。でも、一部の国民が反対しているようだ。」
みたいに、「良かった」という感情が込められたニュースではないかと憶測しています。


次のは事実関係を取り上げたニュースです。

(参考記事)7/3 ギリシャ、デフォルト回避へ  ニュース

(参考記事)6/29 ギリシャ国会緊縮策一部可決  ニュース

しかし、そもそもギリシャがEUから財政援助を受けなければなくなった債務はどうして蓄積したのか。
緊縮政策とは、国民の年金を減らし、公務員の給料を減らし、税金を上げ、社会保障を縮小し、というように、ほとんどの国民が影響を受け、一部の人だけが裕福で(銀行家、大企業家)、それ以外の人々はプアな状況に追い込まれること。
そうして、巨大銀行に資金援助をしてゆく。

ギリシャが破産して借金が払えないデフォルト状態になると、EUの他の国が困る状況。

それらが一体どうなっているのか?
そして、日本にもこの波は襲ってくるのか?
エリートや政府の視点ではなく、一般国民の視点から知りたいものです。


6/30付けの記事

アテネが燃えているときに銀行家たちは笑っている。ウォール・ストリートはデモ参加者が殴打されている時に舌なめずりしている。

われわれは再び脅されているのだ(新規の緊縮策に賛成するように)・・・・・・政府は何が起こっているか知らない。理解していないのだ。
「ギリシャは破産しているのだ。政府は危機だと言っているが、実際には破産しているのだ。破産は完結していないが、今、進行しているのだ。混乱しているかどうかは別として、今回の国会の投票には関係ないのだ。既に、破産が起こっているのだ」

EUの経済コミッショナーはギリシャが緊縮策を可決しなければ、ベイル・アウト(財政援助)の金は一文も出ない、その結果は破産でデフォルトであると警告した。

世論調査によるとギリシャ国民の8割がこの緊縮策に反対しているという。
しかしギリシャ首相はこの緊縮策だけがギリシャを「元の道」に戻すための唯一の処方であると言っている。
緊縮策に反対している人は、この緊縮策は最低収入の人にまで税金を課しており、これまでの緊縮策と16パーセント以上の失業に苦しむギリシャ人にとって大変な重荷になるという。

ギリシャではこの国会の緊縮策可決に対して反対を表明するために48時間のゼネストが行われた。
アテネでは数千人のデモ参加者が街に繰り出し、マスクをした若者と機動隊が衝突した。
アテネでは一部に火災が起こり、若者が石やブロックや火炎瓶を投げ、機動隊が警棒で打ったり、催涙ガスで応戦して、数十人が負傷している。

ギリシャのデモと鎮圧の写真

この写真は実際に何が起こっているのかを感じさせてくれると思います。
posted by 狭依彦 at 21:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月20日 Tweet It!

ギリシャ混乱続く

ギリシャ首相が「悲惨な」デフォルトについて警告

ギリシャの首相George Papandreouは国民に一層厳しい緊縮財政を支持するように求めた。さもないと、ギリシャは「悲惨な」デフォルト(債務不履行)に直面するだろうという。
緊縮財政は、さらなる支出切り詰め、税金の増額、企業私有化計画で、これらは新たな120億ユーロの緊急援助計画の見返りとしてIMFとEUが求めているものだ。

乱暴な破産や、ユーロからの離脱は結果として、家庭、銀行、ギリシャの信頼性に対して壊滅的な影響を与えるだろうと、首相は語り、野党に信任投票で自分を支持するように求めたという。

元記事

ギリシャはこの「緊縮財政」に反対して、かなりの混乱になっています。
政府との暴力的な衝突もあるようで、かなりの数の死傷者が出ているようです。
緊急援助をもらうのは銀行、生活が苦しくなるのは一般国民という感じでしょうね。
posted by 狭依彦 at 22:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月01日 Tweet It!

ギリシャ、クーデターも

ギリシャで軍のクーデターの可能性

米CIAが報告書で警告しているが、厳しい緊縮政策と悲惨な状況はエスカレートして、軍のクーデターにもつながりかねないという。これはドイツの新聞Bildによる。
この報告書によると、危機に瀕したギリシャで行われている街頭の抗議運動が暴力行為にエスカレートして反抗活動となり、ギリシャ政府は管理できなくなるだろうという。
もし状況がより悪くなり収拾がつかなくなれば、軍のクーデターの可能性にも触れている。

元記事
posted by 狭依彦 at 21:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月07日 Tweet It!

EU議員手当て賃上げ

EU議員が月に1500ユーロの手当て増額に賛成投票

EU加盟国では緊縮財政で議員の手当てが厳しくなっているにもかかわらず、EUは昨年の動きに応じて、月1500ユーロのスタッフと事務所経費を増やすことを投票で決定した。

EU議会の予算委員会のメンバーが3月3日に決定したところでは、議員への2011年の全体予算で約1千325万ドルの予算増となる。
Socialist社会主党と中道右派European Peoples党のグループはこの増額案を支持したが、他のグループはこの決定は不当であると言っている。

ドイツの緑の党の議員Helga Trupelは、このEUの議員の決定は「全く財政上の現実からかけ離れていて、全く悪いシグナルを送る」と言っている。
ポルトガルの超左翼の議員Miguel Portasはこの決定は「見当違い」だと言っている。

元記事

EUの議員さんたちは「選挙」で選ばれたものではなかったように記憶していますが、そうだったでしょうか?
一方、名古屋では議員さんたちが最終的には賃下げに投票すると思うけれど、議員さんたちに、沢山払って、先生、先生と持ち上げたい人もいるのでしょうね?
posted by 狭依彦 at 20:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月16日 Tweet It!

伊首相裁判へ

シルヴィオ・ベルルスコーニ首相は17歳のモロッコ人のベリー・ダンサーとセックスをした容疑で裁判を受けることになるだろう

シルヴィオ・ベルルスコーニ氏は昨日、未成年の売春婦とセックスをして権力を乱用したという容疑で裁判に送られた。

全員が女性の裁判官の委員会はベルルスコーニ首相は傍受されたテキスト・メッセージと銀行の詳細や782ページにおよぶ通信傍受に基づいて裁かれるべきであると裁定した。
有罪となれば15年の禁固を受けることとなりかねない。
74歳のベルルスコーニ氏は容疑を否定しており、自分は政治的な魔女狩りの犠牲者であると主張している。

元記事

昨日の続報です。
posted by 狭依彦 at 20:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月15日 Tweet It!

イタリア首相糾弾女性デモ

シルヴィオ・ベルルスコーニ首相がイタリアの女性と直面。百万人がデモ。

WIKI日本語

74歳のイタリア首相が、権力の乱用と、未成年の売春婦とセックスをしたという告発に直面しているが、それに対して、イタリア全土の200の町で怒りを表すために国民が街頭に繰り出した。

首相は自宅で、首相のテレビ帝国で活躍したいとか美貌を武器に政界でやってゆきたいという希望を持った女優の卵の女性などを集めたパーティを開いて、女性に囲まれていた。

ここ1ヶ月間は、ベルルスコーニ氏は自分の悪名高い「ブンガ・ブンガ」パーティで、女性看護士や女性警察官を裸にしたという申し立てでスポットライトを浴びていた。

元記事

これはアフリカのデモとは目的が違うでしょうが、いろいろなところでデモが起きていますね。
この人、経歴が非常に興味深いですね。

posted by 狭依彦 at 21:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月21日 Tweet It!

オランダ刑務所8箇所閉鎖

ドラッグに寛容なオランダが刑務所を8箇所閉鎖する

禁酒法賛成主義者たちと麻薬管理当局が、長年、オランダについて言っていることは間違いだった。それは、オランダのマリファナ寛容政策は同国を犯罪とドラッグ中毒の巣にしてしまったということだ。

オランダ政府が刑務所を8箇所閉鎖する準備をしている。その理由は、その刑務所に収容するだけの犯罪者がいないからだという
当局は受刑囚の現象を犯罪率の低下とみなしている。

オランダ:    1660万人の人口 受刑者12,000人
カリフォルニア: 3670万人の人口 受刑者171,000人

元記事

犯罪に関する定義が両国で違っているような気がしますが、どうでしょうか?
posted by 狭依彦 at 23:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月05日 Tweet It!

フランスのベストセラー

フランスを席捲している赤い小さな本

少しボケた93歳の老人が書いた、内容にセックスも、ジョークもなく、名文でもなく、驚くような独創的なメッセージもないたった13ページの本を見てみよう。
それは最悪な出版だって?
いやいや、出版の大事件だ。

Indignez vous! (Cry out!) 抗議を! という本は、第二次大戦のフランスのレジスタンスの英雄Stéphane Hesselが書いた薄いパンフレットである。
この本では、フランス人および誰に対しても、ナチスに対する第二次大戦のレジスタンス精神を取り戻し、お金と市場の「横柄で、利己的」な権力を拒否し、社会的な「現代の民主主義の価値」を擁護しようと訴えかけている。

この本は3ユーロであるが、3ヶ月間で60万部売れ、20万冊が増刷されている。
初版は8000部であった。
この本はフランスの出版記録を塗り替えている。

Hessel氏と左翼の出版業者は、市場の独裁、銀行家のボーナスと予算の恐喝が戦後の福祉国家の生存を脅かしているが、それに対して、フランス国内の、また国際的な勇気を喚起するものだという。

この作者はフランスに移住したドイツのユダヤ人の息子で、レジスタンス運動に参加して捕らえられ、ナチスの強制収容所に送られたが、それを生き延び、戦後フランスの外交官になった人だ。

この本には、世界の問題に対して「非暴力」の解決策をあいまいに呼びかけているが、中東の問題に対しては「非暴力」では「十分ではない」と示唆している
これに対して、フランスのユダヤ人組織は「反セム主義」であると非難している。

元記事

イギリスなどの学生の講義活動、フランスのストライキ、ギリシャ、スペインなどヨーロッパは結構「動いている」ようですね。
その原因が、「緊縮財政」と訳してしまうと見えなくなってしまう。
要は、銀行家さんたちが作った借金のカタに、銀行家さんたちとは関係ないフツーの一般国民の給料を減らし、年金も減らし、窮乏生活をさせようというものなんですね。
そんでもって、銀行家さんたちは、超大金のボーナスをもらっているということです。
posted by 狭依彦 at 23:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月04日 Tweet It!

CIAとスェーデンとウイキリークス

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古くからの共和党の相談役から聞いたが、CIAはスェーデンを使って、注意深く選んだ編集済みの国務省の外交文書をウィキ・リークスに流したり、その後外交文書を事前に選んでおいた企業ニュースメディアへ公開したりした。
スェーデンが選ばれたのはいわゆる同国の「報道の自由と表現の自由」の伝統のためで、ウィキ・リークスによる外交文書の発表をインターネットをより強く支配しようとすることを目論んだCIAと国防総省の秘密心理的作戦計画と関係していないように見せかけるためであった。

ウィキ・リークスのオペレーションは二人のスェーデンの主導的政治家の助けを借りて行われた。二人ともが、CIAと米政府との関係を長く保っている政治家である。
共謀者の一人はスェーデン首相のFredrik Reinfeldで、米共和党の工作員Karl Roveによって高校時代に見出された。Roveは元大学共和党員の事務局長で、1980年代初期には共和党の選挙顧問を務めた。また、1983年に共和党の海外支部としてIRI(国際共和協会)が設立されたので、そのために海外活動を行うようになった。

元記事

最近ウイキリークスの話がマスコミで出てこないようになりましたね。
作戦が一段落したからでしょうか?
国民への「教育」が済んだので、次に来るのが、ひそかな規制強化でしょうか。
posted by 狭依彦 at 23:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月20日 Tweet It!

コソボは親イスラエル

ハシム・サチはイスラエルが好きだ

ハシム・サチ(WIKI日本語)

ハシム・サチは強気な物言いのコソボの首相で、コソボ解放軍の元副司令官である。しかし、彼は子供がディズニー・ランドに行ったことを思い出すように、イスラエルについてペラペラしゃべりまくる。

「イスラエルが大好きです。なんて素晴しい国なんだ!コソボはイスラエルの友人だ」と39歳の首相はニヤニヤしながら語る。
「イスラエルに行ったとき、沢山の偉大な指導者たちと会いました−ネタニヤフ、シャローン−私は、彼らをほんとうに尊敬しています」と語る。

コソボは220万の人口があり、90パーセントはイスラムのルーツがあるアルバニア人である。
しかし、コソボはイスラム信仰で一体化しているのではなく、ナショナリズムで一体化しているので、親イスラエルでもイスラム原理主義者が破壊活動に出る恐れはないという。

サチの選挙アドバイザーはイスラエル人である。
最近の議員選挙の候補者が選挙ポスターに米ブッシュ大統領と抱擁している写真を使ったこともある。
大統領のスポークスマンは、コソボは親イスラエルであるかと聞かれ「唯一の答えは、我々は親米である」と語った。

元記事

最近、コソボからイスラエルへの腎臓闇取引が報道されていました。
posted by 狭依彦 at 21:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

EUトゥイターをシャットアウト

EUがBerlusconiが侮辱されてTwitterが写っているテレビを止めた

ブリュッセルのサミットに参加しているイタリアの首相Berlusconiに対する中傷や不愉快な侮辱、あざけりなどが沢山あり、EU当局はショックを受けた。
「メインホールでは2時間ほどtweet-wallを設けたが、沈静することがなく、非常にあからさまなツイートが沢山あった」と当局者は語った。
「非常に無礼なことで、人々は首相のことをピードゥフェイル(児童性虐待者)と読んでいる。
目的はBerlusconiについての侮辱的なメッセージを見せないことではなく、イタリアの代表団が見たら、気分を害するからだ。」

サミットの記者エリアと政治家や外交官が通る場所には巨大なテレビスクリーンにツイターの文字が大きく写されている。
「Berlusconiはセックスを買う、票も買う、マフィアの保護も買う、買えるものは皆買うのだ。彼が買うことができないものは、盗まれてしまう」などという内容だ。

元記事

イタリアはこの人の事件で国民は怒っているようですね。
posted by 狭依彦 at 21:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月14日 Tweet It!

英学費値上で暴動

(イギリス)学費値上抗議で怒りの暴動、放火

数千人の若者が火曜日に首都の街頭に繰り出したさせは、大学教育への明らかな攻撃のせいだった。
先日は、経済政策であった。明日は、貧困家庭の10代に対するEMA(教育維持手当)の廃止という決断になるだろう。

この変化を推し進めたのは何だろうか?
ここ数年間は、若者は無感動だとしてはねつけられていた。
非常に寒い中、何が起こって、一度だけではなく、何度も何度も、ロンドンだけでなく、マンチェスターやバーミンガム、リードで、述べ数万人の若者が街頭に繰り出すことになったのだろう。
何によって、イギリス中で学生による抗議教室の占拠が何度も起こっているのか?
連立政府とその政策のどこが、これほどの怒りを掻き立てているのだろうか?

’Jilted Generation:英国は若者をどのようにして破産させたか’という本の共著者Shiv マリクが言うには、30歳以下の人たちは裏切られたと感じているという−両親や祖父母に味方して裏切られた。
彼によると、学費はジグゾー・パズルのだだの一片にすぎないという。
マリクは29歳であるが、自身も火曜日に街頭に繰り出し、警察にバトンでたたかれて負傷したという。
抗議者のほとんどが、アナキストでも社会主義者でもなく、はじめて反抗本能が目覚めた若者であるという。

元記事

授業料の値上げは、1年間で9000ポンド(今のレートで118万円)に値上げするということで、これまでの3倍近くになるようです。

ヨーロッパでは、緊縮財政にデモ・ストライキが頻発していて、騒然としているようです。
さて、日本には、どのようにうつってくるか……
posted by 狭依彦 at 22:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月13日 Tweet It!

スウェーデンの爆発

スウェーデンの爆弾は内部の仕事?

スウェーデンのメディアで報道されたところでは、ストックホルムのダウンタウンで爆発が起こる数時間前、スウェーデン軍の何者かが友人に接触して、爆弾が爆発したストックホルムのクイーン・ストリートから離れているように警告したという。

スウェーデンの国防軍の職員が、知人に、日曜日にセントラル・ストックホルムに近づかないように警告した。そこでは、現在テロ攻撃と言われている2発の爆弾が数時間後に爆発した。
「できるなら、今日はDrottninggatanは避けてください。そこでは、いろいろな事が起こる可能性があります。それだけ、知らせたくて」とメッセージは言っていた。これはTTニュース社によるものだ。

1951年、ストックホルムのCIA基地にいたCIAエージェントのWilliam Colbyは中立国スウェーデンの残留軍の訓練を手助けした。
それ以降、CIAとその友人たちはスウェーデンで大いに活動している。

元記事

このような内容の報道があったようですが、さて、日本ではどうでしょうか?
やっぱり「不適切」だとして、自主規制で報道されないでしょうね……
posted by 狭依彦 at 23:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月09日 Tweet It!

アイスランド銀行の尻拭い拒否

アイスランドが不況を脱出する

周知のとおり、アイスランドはかって全国庫収入の11倍もあった負債の大部分を支払う計画を拒否する国民投票に同意した。

アイルランドとは対照的に、アイスランドの納税者たちは、銀行家たちによって積み重ねられた負債の勘定を払うことを拒否した。
海外からの野心を持った投資に資金を供給するために、アイルランドの銀行はその資力を超えて借り入れていたが、公債証書所有者は銀行の負債に対する返済の額の大幅な減額を受け入れるように求められた。

成長軌道に乗ったことは、アイルランドの政治家たちに圧力をかけて、アイルランド政府がよりラディカルに負債をリストラしユーロ圏からの離脱することを拒んだ理由を説明しなければならなくするだろう。

元記事

アイスランドとかアイルランドの記事は、日本語では取り上げられることが少なく、背景の理解が難しいのですが、銀行家たちによって食い物にされていたアイルランド国民が、銀行家に対して反発し出したようです。
私たちにとっても小さな希望ではないでしょうか?
アイスランドの皆さん、ファイト!

また、それが理由かも知れませんが、HAARPによって、地震を起こされたなどどいう記事もヘッドラインにありました。

関連記事(英語)

アイスランドが一般市民を憲法草案策定に選ぶ

アイスランドの群発地震はHAARPの攻撃によるものか
posted by 狭依彦 at 22:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月17日 Tweet It!

ウイリアム王子結婚へ

ウイリアム王子とケイト・ミドルトンは遠戚である

ケイト・ミドルトン(WIKI日本語)

ウイリアム王子とガール・フレンドのケイト・ミドルトンの間の続いている関係には、暗くて曖昧模糊とした秘密がある。とても大きな骸骨で、巨大な王室のクロゼットでもそれをしまうには一苦労だろう。

デーリー・メイルは王子とケイトが遠戚であると明らかにすることができる。
それだけでなく、この恋人たちに関係している共通の祖先は血に飢えた独裁者で、その血なまぐさい事件は故意に歴史の闇に葬られている。
親類縁者として王子とケイトに繋がっている男はトーマス・レイトン卿である。卿はエリザベス女王時代の兵士であり外交官であった。また、40年にわたって、ガーンジー島の冷酷非道な総督であった。
スペインとの摩擦があった頃で、島の守りを固めるために、重税、裁判無しの逮捕など、島民を苦しめたという。島民は仕方なしに海賊行為まで行ったという話がある。

1587年にはイングランドに出向き、ウオルター・レイリー卿に防衛について助言をした。
お礼に、女王はナイトを与え、いとこのエリザベス・ノールズと結婚させた。

ウイリアムにとっては12代前の、ケイトにとっては11代前の曽祖父であり、一世代離れた12代のいとことなっている。

ガーンジー島(WIKI日本語)

元記事

今日のニュースで見ました。
このサイトでは、ニュースとはちょっと毛色の変わった記事を……
この元記事は、新聞系のものですね。ゴシップ記事でしょうか。
この国の貴族とかは、こんな人が多いのでは?
posted by 狭依彦 at 21:44 | Comment(6) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月14日 Tweet It!

ガザ援助船希臘で拘束

ガザに向かっている平和活動家がギリシャで拘束される

報道によると、ギリシャの特殊部隊がガザに援助物質を届けるところだと思われる援助船に乗船している救援活動家の一団を拘束しているという。

ガザに援助物質の貨物を届けることを組織したグループはThe Road to Hopeチャリティというが、同グループによると、マルタ船籍の援助船Strofades IVは10人の救援活動家(イギリス人7名、アイルランド人2名、アルジエリア人1名)とリビアの警察官が数人、上級港湾職員が1名乗船しているという。

ギリシャの特殊部隊は火曜日の夜遅く援助船がアテネの主要港であるPireaus Harborに接近したところを乗船して、救援活動家たちを拘束したといわれている。金曜日にギリシャのメディアが報道している。
メディアの情報では、活動家たちはギリシャの特殊部隊は自分たちをテロ容疑者のように扱っていると話しているという。

元記事

★仮想ニュース★(冗談デス)
ギリシャでテロリストが載った艦船が臨検され、テロリスト容疑者が拘束されました。
拘束作戦はギリシャの特殊部隊が実行しました。
船はガザに向かっているところで、積荷に銃器が含まれていたかどうかは不明です。

コメンテーター1:特殊部隊が実行したということは何らかの事前情報があったのではないでしょうか。
コメンテーター2:××さん……もし銃器がガザ側に渡ったら大変なことになるところでしたね。水際で食い止められてよかったですね。
posted by 狭依彦 at 08:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月28日 Tweet It!

サルコジはモサドの協力者

ニコラス・サルコジが先祖はユダヤ系であると認める。フランスの新聞がイスラエルの情報部との繋がりを暴露

サルコジ氏の結婚問題だけでは懸念は充分でないというように、「Sarco the Sayan(サヤンのサルコ)」という呼び名が突然現れた。これはフランスの大統領にとって最も不名誉な褒め言葉だ。

影響力のあるフランスの新聞ル・フィガロは、先週、フランスの大統領がかって、そしてたぶん今もなお(そのようにほのめかされている)、イスラエルの情報部でサヤン(協力者というヘブライ語)として働いていた暴露した。
イスラエル以外の国でユダヤ系国民が数千人「カタス」もしくはモサドの職員に協力しているが、その中の一人であるということだ。

元記事

このような記事が日本で言えば全国紙の○○新聞に載ったわけですが、フランスでは大したことないのかも知れませんね……
posted by 狭依彦 at 23:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月18日 Tweet It!

欧州で反緊縮財政デモ盛ん

反緊縮財政デモがヨーロッパを揺さぶる

ヨーロッパ各所で、数十万人もの人々が緊縮財政計画に反対して街頭に繰り出しているし、主要なEUの国々ではストライキの波が打ち寄せている。
フランスでは、サルコジ大統領の停年年齢を60歳から62歳に引き上げるという計画を非難して、パリやその他の大都市で大規模な抗議のデモが行われている。

ストライキで何百もの学校、製油所、駅や空港施設が閉鎖されており、この状況は悪化することが懸念されている。

元記事

中国のデモは大きくとりあげられますが、ヨーロッパのはどうでしょうか?

日本でも同様、年金をもらえる年齢が引き上げられていますが、あまり大きな抗議はないようですね?
システムが違うのでしょうか?
posted by 狭依彦 at 21:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際欧州(英以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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