アメリカ中でとうもろこしが枯れている。
アメリカ中部で旱魃状態が続くなら、小麦と大豆が続くであろう。
1週間続く非常に高温な状態と、異常な乾燥状態によって、アメリカのとうもろこし農家は完全に被害を受ける瀬戸際にある。
近いうちにまとまった降雨がない限り、多くの農家は財政的に破綻するだろう。
一年のこの時期はとうもろこしには特に重要な時期である。この時期に受粉が起こっていると考えられるからだ。
しかし、前例のない暑さと、異常な乾燥状態はその受粉プロセスをダメにしている。
数日がたつにつれて、事情はより悪くなっている。
とうもろこし1ブッシェルの値段は6月14日から41パーセントも急騰している。これは、驚くべき上昇率だ。
みなさんは直接とうもろこしを沢山は食べないかも知れないが、とうもろこしとコーンシロップは今日ではほとんどのの食べものに入っていると言っても過言ではない。
ちょっと食べ物のラベルを見てください。今日のアメリカでは、加工食品全部のうち約75パーセントにとうもろこしが入っている。
よって、このとうもろこし価格の急上昇はスーパーマーケットではどこでも身につまされることになるだろう。
また、とうもろこしは家畜の飼料としても広く使われていて、もしこの危機的状況が続くなら、消費者はまた、肉と乳製品の価格もかなり上がるのを見ることになるだろう。
アメリカの食糧価格は既に着実なペースで上がってきている。それで、このとうもろこしの件はうれしいニュースではないことは当然であろう。
元記事
日本では、結構風が強く、涼しい日が続いているような気がしていますが、アメリカは、異常高温なのですね。ちょっと検索してみたら「トウモロコシは日本の輸入量全体の約9割がアメリカから」などというものもあって、9割かどうかは分かりませんが、かなり高い比率であることは間違いなさそうですね。
最近の食糧不足は、「投機筋」の先物取引から起こっているようですが(私は投機筋=奴等の手先と思っていますが)、こんどは実際に無くなると、それに乗っかる「投機筋」も出そうで、かなりむごいことになりそうですね。
最近、私のところでは、ケムがむごく、かなり上空までケムがあるように思えます。
毎日、風が強いのも、そろそろケムの効果が現れてきたように感じるのだけれど、それは私が「科学的ではない」ということかな。
もし、ケムのせいでこんな気候になっているなら、気象予報士のおねえさん、あんなに、スラスラと解説はできないでしょう・・・・・・(か)