ユダヤ人についての真実は何なのでしょうか?私は皆さんにユダヤ人という言い方をします。彼らは「ユダヤ人」と呼ばれていますから。
でも、私自身はユダヤ人とは呼んでいません。私は「いわゆるユダヤ人」と言っています。それは、彼らが誰であるかを知っているからです。
東欧のユダヤ人は自分自身を「ユダヤ人」と呼ぶ世界中の人々の92パーセントを占めていますが、彼らの出自はカザール人なのです。
カザール人はアジアの真ん中に住んでいた好戦的な種族です。あまりにも好戦的なため、アジア人がアジアから東欧に追いやったのです。
カザール人は80万平方キロという広大なカザール王国を打ち立てました。
当時は、ロシアはありませんでしたし、他のヨーロッパ諸国もほとんどが存在していませんでした。
カザール王国はヨーロッパ全土でも最大の国でした。他の国の君主が戦争をしようとするとき、カザールはそれらの王に4万人の兵士を貸し出したといわれているほど強大な国だったのです。
カザールは男根崇拝の民でした。汚らしいことで、今は、詳細には触れたくありません。しかし、それは彼らの宗教で、多くの異教徒や野蛮人は世界中のあちこちで同じような宗教があったのです。
カザールの王は自分の国の堕落がいやになり、いわゆる一神教を導入しようと決意します。キリスト教、イスラム、現在ユダヤ教と呼ばれているもの(実際はタルムード主義でしたが)、どれでもよかったのです。
「イー、ミー、ミネイ、モー」と叫びながら、コマを回して、王はいわゆるユダヤ教を選びました。ユダヤ教は国教となったのです。
王はプムベディタ(Pumbedita)とスーラ(Sura)のタルムード学校に人を派遣して、数千人のラビを招聘し、シナゴーグや学校を開設しました。国民はいわゆる「ユダヤ人」になったわけです。
カザールには一人として聖地エルサレムの土地を踏んだ者はありません。それは旧約聖書の歴史でも、この世の初めに戻ってもです。一人もないのです!
それにもかかわらず、ユダヤ人はキリスト教徒のところにやってきて、パレスチナの武装暴動を支援するように要求するのです。「キリスト教徒は神に選ばれた民を約束の地に送還したいでしょう。祖先の土地にですよ。それはキリスト教徒の義務ですよ。われわれはわれわれの少年の一人をキリスト教徒の救世主として与えたではないですか。キリスト教徒は日曜日に教会に行って、一人のユダヤ人にひざまづき祈るじゃありませんか。そして、われわれがそのユダヤ人なのですよ。」
しかし、彼らは転向した異教徒のカザールなのです。それは、アイルランド人が転向したのと同じです。
カザールが自分たちを「聖地の民」と呼ぶのはとてもおかしなことでしょう。それは、5400万人の中国のイスラム教徒を「アラブ」と呼ぶようなものです。
モハメッドは西暦640年に亡くなりました。その後、5400万人の中国人が信仰としてイスラム教を受け入れました。考えて見てください。メッカとモハメッドの生地アラビアから二千マイルも離れた中国ですよ。そこで5400万人の中国人が自分たちを「アラブ」と呼ぶことにした。そんなのは狂気以外じゃないでしょう。この5400万人の中国人がアラブだなんて信じる人は気が狂っていますよ。彼らはアラビアのメッカ発祥の信仰を宗教として受け入れただけなのです。
同じことがアイルランド人にも言えます。アイルランド人がキリスト教徒になったとき、誰も彼らを海に叩き込んで、新しい住民として聖地エルサレムに送り届けようとはしなかったでしょう。アイルランド人が別の人種になった訳ではないのです。同じ人種のままで、ただ、キリスト教を宗教として受け入れただけなのです。
これらのカザール、異教徒、アジア人、トルコ−フィンはモンゴル人種で、アジアを追い出されて東欧に来たのです。彼らの王がタルムード信仰を選んだからです。それについてはカザール人は他の選択肢はなかったのです。
スペインでも同じことがありました。王がカソリックであれば、国民はすべてカソリックである必要があったのです。カソリックでないなら、スペインを追い出されます。
このようにして、カザールは、今日の「ユダヤ人」になったわけです。
さて、世界中でも最大のキリスト教国アメリカ合衆国が「われわれの力と威信にかけて神の選民を約束の地である先祖の土地へ送還しよう」と言うのはばかげているでしょう。
これほど大きな嘘があるでしょうか?
しかし、彼らは新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、出版界を支配してますし、説教壇の聖職者もいますし、壇上にのぼって同じ言葉を語る政治家もいますから、その嘘をアメリカ国民が信じるのもそれほど驚くべきことではないのです。
何度も何度も聞かされていたら、黒も白と信じるようになるでしょう。もはや黒を黒と言わないようになり、黒を白と言い出すわけです。
誰もあなたを非難できない。
これこそが歴史上での大嘘の一つなのです。これこそが世界に降りかかっている惨事すべての源なのです。
皆さんはユダヤ人がキリストの贖罪の日に何をするか知っていますか。それを皆さんはユダヤ人にとってとても神聖なことのように思っているのです。
私もユダヤ人でした。だからこれは聞き伝えではありません。私は、民衆扇動家としてここに立ってるのではありません。皆さんに真実を伝えるためにここにいます。
キリストの贖罪の日に皆さんがシナゴーグに入って行くなら、自分が唱える最初の祈りの文句を守るでしょう。これこそが、あなたが拠って立つ唯一の祈りの文句です。あなたはコル・ニドレイという短い祈りを三回唱えます。
この祈りのなかで、全能の神と契約を交わします。その契約は、これからの一年間であなたが交わす誓約、誓いや公約は無効で意味のないものだというものです。
誓約は誓約ではない。誓いは誓いではない。公約は公約ではないのです。それらは効力も発効もないのです。
さらに、タルムードの教えでは、あなたが誓約、誓いや公約を交わすときはいつでも、キリストの贖罪の日に唱えるコル・ニドレイを思い出して、誓約、誓いや公約を実行することを免除されているのです。
どうです、皆さん、ユダヤ人の誠実さにどれだけ信頼をおけるでしょうか?ドイツ人が1916年に信頼を置いた程度にはできるかもしれません。
しかし、ドイツと同様の理由で、ドイツが味わった運命をアメリカも味わうことになるのです。
終わり
the Jews of the worldを「世界のユダヤ人」ではなく「国際ユダヤ人」と訳し直しました。
カザール論が出てきます。このスピーチは1961年にアメリカで行われたものです。
日本ではアーサー・ケストラー(WIKI)の"The Thirteenth Tribe"(1976年)を宇野正美さんが1990年に『ユダヤ人とは誰か : 第十三支族・カザール王国の謎』として訳したものが最初でしょう。
ケストラーはこの本を出したために殺されたとも言われますが、WIKIではケストラーとカザールについては全く触れていませんね。
元記事(記事のスクリプト)
ベンジャミン・H・フリードマン WIKI(英語) スピーチのオーディオファイルへのリンクあり
このスピーチを行った人はユダヤ人です。(1)に紹介があります。