ご存知の方も少しはおられると思いますが、ファルージャは禁断の町なのです。
2004年に集中的に劣化ウラン弾や白燐弾の爆撃を受け、立ち入り禁止地帯になっています。これはイラクの傀儡政権とアメリカの占領・侵略軍が誰にもファルージャでどんな調査も許していないという意味です。
ファルージャは基本的に占領状態にあるのです。
アメリカもイラク政府も何かを知っていてそれを大衆の目から隠していることは明らかです。
そして、そのことでC.Busby博士が注目されるようになってくるのです。博士は昔も今も2004年にファルージャで起こったことを断固として知ろうとしています。
博士はファルージャで721家族4500人に対して調査を行いました。高レベルの放射線がある場所と低レベルな場所の両方です。それを他の国の場合と比べています。
イラク当局は調査の参加者に対して協力するものは「テロリスト」と見なし、逮捕もしくは拘束されるかも知れないと脅しています。
米軍は博士がデータを集めることを禁止しました。ファルージャは反乱地域であるというのです。
ファルージャの医者はインタビューをテレビで放送されることを拒否しました。殺すという恐喝を受け、命の心配をしたからです。
(1)2004年から非常に短い期間にガンの率が急上昇している。
小児白血病が前年と比べて40倍。ヨルダンと比べて38倍。
乳がんの率が10倍。
リンパガンが10倍。
(2)子供の死亡率が急上昇。
ファルージャでは1000人中80人の子供が死んでいる。クエートは1000人中9人、エジプトは1000人中19人。
生まれた子供に次のような障害が報告されている。
* children born without eyes
* children with two and three heads
* children born with no orifices
* children born with brain and eye/retina malignant tumors
* children born with vital organs lacking
* children born with missing limbs or extra ones
* children born with no genitals
* children born with severe cardiac malformation
Busby博士はヒロシマやナガサキとの比較研究を行い、「ファルージャの状況は非常に恐ろしいもので、ヒロシマより危険で悪い状態である」と言っています。
元記事
「ファルージャ」をカテゴリにしました。「戦闘」が起こったところから記事があります。
時系列的に見るとこの記事の状況がよく分かりますね。